国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私の家族   ベっきー

 「やっぱり男より女だね。」
私の家族は男より女の方が強い。その理由はハムスターのマロンはおくびょうだし、父は母にいつも怒られているからだ。母も父に怒られることはあるけれど、母が父を叱るというパターンが一番多い。母が父に叱られるのはいつも物をそのままにしておくことだ。父はそのことについてはうるさい。その割には自分もやればやりっぱなしだ。私の家族はみんな物をかたずけることは苦手だ。父が母に叱られるのは朝早く起きないこととゲームとマンガのことだ。母はゲームなどについてはものすごくうるさい。私や父は何度もそのことで言われたことがある。母のだらしが無いところは本を読みっぱなしで寝ているところだ。父のだらしが無いところは、ゲームをやりっぱなしで寝ているところだ。まるでだらしが無い夫婦のようだ。それを見るとたまに笑うことがある。 
 渡すも少しだけだらしないところがある。それは部屋をたまに散らかすことだ。散らかる時は友達と遊んだ後や、休みの日などはよく散らかる。私も好きで散らかしているわけではない。気づいたら散らかっている。私もゲームが好きで何度もやったことがある。母に言われるのでその分本も読んでいる。私はこれは誰にも言いたくないけれどたまに枕やクッションをサンドバックにしてパンチしたりキックしたりする時もある。それは、中学に行ってからいざという時の練習だ。大久保東小だった人が来るのでいじめにあうかもしれない。本当はしてはいけないとわかっている。でもいざという時のためだ。
 私の家族はみんな男より女の方が強い。ウサギのクルミは激しい性格だし、母も同じだ。父があることをした時に私に
「ママには言わないでくれよ。」
といわれることがある。それは、いろいろある。男の方は叱られてばっかりだ。人間にとって、楽しい家庭のほうが良いと思っている。そうだったらいつも笑えるし、食事の時も楽しくなる。私の家庭ももっとそうなって欲しいなと思った。

   講評   nara

 ふふふ、今回の作文の題名は、ベッキーちゃんがつけた『私の家族』でも悪くないけれど、『ママには言わないでくれよ』でもおもしろいかもね。男の方が叱られてばっかり、というのは何だかほほえましい気がするよ。マロンもクルミちゃんに「ベシッ」とやられることがあるのかなぁ。
 力関係のバランスは微妙なところで成り立っているようだ。お父さんとお母さん、一見お母さんの方が強そうだけれど、お母さんがお父さんに怒られる場面もあるのだね。そして、なぜか家族に共通しているのは「だらしない」というところ。これが家族をつないでいるものだとしたら、すごく面白いと思うよ! 大筋では共通していても、それぞれにだらしない点・場面が少しずつ違う。あるところでは怒り役の人が、別のところでは怒られる。それがうまくかみ合って家族が成り立っているのだね。このことに気づいたら、「怒る・怒られる」の場面に遭遇(そうぐう)しても、ちょっとニヤッとしてしまいそうだよ。
 枕やクッションでのトレーニングは……備えあれば憂いなしということかな。このトレーニングの成果を表に出さなくてもすめば、一番いいと思うけれどね。6年生らしい気持ちが伝わる題材だね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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