国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。 ▶ 国語読解クラスのご案内

昨日4215 今日1113 合計60888□

　　　みなさんには、まだ字を（感）　　　チェリー

　夏目漱石の読み方に、これという絶対の正解があるなら我々は、その答えを人から聞けばいい。しかし、漱石への対し方は読者の数だけある。下手な手品は一方から見られない。しかし、魔法はどこから見ても遠く離れて望遠鏡から見ても魔法だろう。つまり、本を読むということは、そこにあるものこちらに運ぶような機械的な作業ではない。場合によっては、作者の意図もこえて、我々の内に何かを作り上げていくことなのだと思う。（要約）
　「チェリー、けっこうこの本気に入ったよ〜。」（書き出しの工夫）
　私はこの前、姉と一緒に同じ本読んでいた。その本の題名は「夏の夜の夢」だ。「夏の夜の夢」の内容は恋をしてしまう人たちの話だ。それは、奇跡的な話で、妖精や不思議な花などが出てくる。しかし、その話は喜劇である。私は悲劇よりも喜劇の方だ好きだ。そして私は読書した後、姉と一緒に話していた。すると、姉は「夏の夜の夢」を気に入ってないようで途中でやめてしまったようだ。読書好きな姉が気に入らないのは、読書嫌いの私に気に入られた。とても不思議。まるで別の本を読んでいるようだ。（たとえ）私は読書でも色々な違いや好みがあると思った。まさに、「蓼食う虫も好きずき」ということわざの通りだ。（ことわざ引用）（体験実例）
　私はアメリカいる時、父と姉と「タイタニック」という映画を見た。とてもロマンチックでラブストリーである。話の内容は、貧乏な男の人とお金持ちの女の人が「タイタニック」という船で会ってしまう。二人はとても愛し合うのだが、船が夜、氷にぶつかって男の人が死んでしまう。女の人は男の人に助けてもらい、生き延びる。悲しい話だが、私にとっては完ぺきな映画だった。姉も私も一週間前も見たし、とても気に入っていた。しかし、父はそんなには好きではないと言っていた。アクションがないからだとそうだ。私は、半疑半信だった。父がうそをついてると思い、何回も聞いてしまった。（笑）（ユーモア表現）また、姉とも好みのシーン・場面の違っていた。
　人間にとって好みとは人それぞれである。上の例のように私たちには身近にこういうことを感じられる。私は人の好みや自分の気に入ったものなどを話し合っていきたい。また、自分の意見が変わったらその意見を言い合い、理解していきたい。それで、私たちが議論にならないといいが。（笑）（ユーモア表現）（一般化の主題）

　　　講評　　　unagi

　＜第１段落＞大事なところに注目して要約をまとめました。
　＜第２段落＞読書『夏の夜の夢』を実例として挙げています。お姉さんとの感じ方の違いが書かれてあり、よい題材です。ことわざを上手く使ってまとめています。また「まるで別の本を・・・。」というたとえも適切です。

　＜第３段落＞体験実例②として映画『タイタニック』を挙げました。「私にとっては完ぺき」なのに、お父さんの好みではないこと、お姉さんは好きなシーンが違うことなど、丁寧に説明しましたね。「うそをついて・・。」というユーモア表現が楽しいです。

　＜第４段落＞一般化の主題が書けました。実例がよく書けているので最後で益々うなずけます。自分の好みの変化まで視野に入れているところが素晴らしいです。ユーモア表現②もよいですね。