国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
「食べられる」か・・・・・(感) 天才剣士
言葉が新しくなっていくことを受け入れることは大事だ。日々いろいろなものが増えていく時代に言葉だけが増えないのではアンバランスだ。また、最近の言葉にはユーモアに富んだものも多い。それを頑固に拒否していては堅苦しい言葉になってしまう。
しかし、古い言葉を大切にすることも大事だ。最近の若者の造語の中には日本語の域をこえて英語を省略して作ったものもある。そんなものが増えていってしまうと、もはやそれは日本語ではなくなってしまう。学校の授業などで古語を習うことがあるが、古語はなかなかほんわかした雰囲気があって面白い。
確かに新しい言葉を受け入れることも大事だし、古い言葉を大切にすることも大事だ。しかし、名言に「人間は求めているかぎり迷うものだ」とあるように、試行錯誤しつつ、より良い言葉を求めていくことが大事だ。
講評 siro
新しく生まれる言葉にも、古い言葉にも、それぞれに良さがあり、存在するに至った理由があります。そのことをきちんと理解したうえで、第三の意見「試行錯誤しつつ、より良い言葉を求めていくことが大事だ」と、まとめることができました。「人間は求めているかぎり迷うものだ」という名言とも上手くつながっていてよいですよ。
第一段落ですが、ここでは要約のみを書くとよかったですね。意見は、課題文の内容とは別の段落に書いていきましょう。
ただ、意見自体には説得力があって非常によかったですよ。「古語はなかなかほんわかした雰囲気があって面白い」とは確かにそうですね。昔の人は、何かを言葉によって伝えようとしただけではなく、言葉の響きも大切にしたのかもしれませんね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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