低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ありを捕まえろ! ヨッピー
太陽がぎらぎらと照りつける夏の日
「ねえ、お父さんありを捕まえようよ。」
と呼んだ。お父さんは
「いいよ。」
と言ってくれた。(書き出しの工夫)
集め始めてからすぐに汗をかき始めた。初めは水がふって来たのかと思うと、汗だったと気付いた。それは一分頃だった。あり達は家族とかが違うとけんかをする。それで、死んでいってしまう。家族が違うとお尻にあるマークが違う。初めは不思議だった。でも、けんかをしてる所を見て、分かった。違う家族なんだ。ありはまるで黒ごまのように黒い。びっくりするほどだ。ありがいっぱい固まっていたら、ちょっと気持ち悪くなってしまう。しかも、あり全員がいっせいに動き出したら。続々して来た。この話を書いていたら。ありを捕まえているとこの様子はここでおしまい。(様子)
もう一回だけ言わしてもらおう。夏の日にありを捕まえた。でも、毎日死んでいった。そこで私は分かった、違う家族だからけんかをして殺し合ったんだなぁと。だから、私はありを注文した。あり達はケースに入っていた。入れ物に入れる前に、ケースを冷蔵庫に入れて冷やした。その後、ケースを入れ物に入れるとあり達が目を覚ました。そのありは捕まえていたのと違っていた。いろが赤色だった。口がよく目立った。巣は、迷路みたいだった。道を造るのには、一日で出来ていた。巣を完成するのには、約一週間。人間が家を一周間で造ったらそれはすごい。普通は一ヶ月位はかかるでしょう。でも、ありは一週間ぐらいで造れるのだからすごい。(お話)
私がありを捕まえて習った事は、家族によってお尻にある模様が違うと言う事だ。これは本から教わったけど、家族によって残すにおいが違う。それと、みんなにおいが違うのかなぁ。私は、そこまでは詳しくは知らない。(分かったこと)明日はどんな天気かなぁ。
「今日も太陽がぎらぎらと照りつける夏の日だなぁ。」
と呟いた。
講評 jun
<構成>
とてもすばらしい書き出しです。会話や音の書き出しばかりでなく、こんなふうにそのときの情景で書き始めるのも、印象的でとてもいい書き出しになりますね。
書き出しを意識しながらまとめた結びもよくできています。
<題材>
炎天下、汗を流しながらアリをつかまえたとは大変でしたね。アリを観察している様子をくわしく書いたところがいいですよ。
同じアリでも種類が違うと仲良くなれないのですね。巣作りの様子も観察できてよかったですね。
<表現>
「まるで黒ゴマのよう」というたとえが使えました。
<主題>
アリの種類によって、お尻のマークが違うとは知りませんでした。これはおもしろい発見でしたね。においも違うのですね。アリのような小さな昆虫も、うまく作られているのですね。
▲「かかるでしょう。」→「かかるだろう。」
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