国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   鰺父さんのダジャレは凄い!   えめけ

 私は「花の絵を描き始める時」と言う文を読んでみた。花屋さんでは、開きすぎたものは売り物にならないようだけれど、開きすぎて雌蕊や雄蕊がとび出したものも、時にはハッとするくらい美しい表情を見せてくれることがある。花びらが1,2枚落ちてしまったのも、虫が食っているのもいいなあと思う。咲き終わって花びらが茶色くなってしまったのも・・・・・・、それは決して死んだ花ではなく一生懸命生きて、いま実を結び始めた最もすばらしい時期を迎えているのではないだろうか。
 突然だが、私は本が好きだ。はれときどきぶたシリーズ、かいけつゾロリシリーズ、ナルニア国物語シリーズ等々、沢山読んでいる。特に私が大好きな本、ベスト3を紹介する。
「ただ今より、えめけの大好きな本ベスト3を発表致します。第3位は!ジャカジャカジャカジャカ・・・ジャーン、怖い話シリーズ!第2位はジャカジャカ・・・(省略しました)ジャーン!落語長屋シリーズ!そして、えめけの心をくすぐるような気持ちにして、何冊も買ってしまう本、第1位は!ジャカジャカジャカジャカジャーン!黒魔女さんが通る!!(青い鳥文庫)シリーズ!皆様、お楽しみ頂けたでしょうか。以上、これにて、えめけの大好きな本ベスト3の発表を終了させて頂きます!」
なーんちゃって、アハハハハハハ。一発芸(だったでしょうか。分かりませんけど。)を一人でやってみただけ!・・・おっと、話がずれているから戻すが、本が好きなのだ。本屋さんで黒魔女さんが通る!!を見つけると、まるで宝石を見つけたような勢いで走っている。目の前に黒魔女さんが通る!!が置いてあれば、競争で1位になれると思うくらい、店内を思いっきりダッシュ!ほとんど立ち読みで読み終わるくらいのすごさ!でも私にはちょっとした悪い癖がある。それは、見た目で決めてしまうことだ。私のおばあちゃん(岐阜に住んでいます)は、よく面白い本を買って岐阜から送ってきてくれる。大好きな黒魔女さんが通る!!も、その中に入っている。その名の通り、「おもしろい本が読みたい!」と言う題名の短編集だった。私はハリーポッターなど、小さい字が沢山書いてあって、まだ習っていなくて分からない漢字があるのは好きじゃない。題名を見て、面白い、面白くないを決めてしまう私に対して、○○おばあちゃんは、いろいろな本を買ってきてくれる。私の本の選び方は、本のページをペラペラーとめくって、字が小さいなぁとか、漢字は少ないから買ってみようとか、あんまり考えずに決めていた。しかし、○○おばあちゃんは本をじっくり見て、読んで、それから私に、
「この本どう。面白い話がのってるから買ってみなさいよ。ほら、昔話とかのってるよ。あっ、こっちには日本の怖い話があるよ。」
と進めてくれるけど、私はその本は撤去した。やっぱり私の大好物は、黒魔女さんが通る!!だよ。<<題材、表現>>
 私は本も好きだが、マンガも好きだ。マンガと言っても、いろいろな種類がある。ドラえもんの漢字や熟語の勉強の本、他には、○○のひみつと言うのがある。例えばデジタルカメラのひみつや、お米のひみつ。それに対して私が好きなマンガは、ちゃおとか、りぼんなどだ。私が通っている学校の5年生ではちゃおが多く読まれているようだ。しかし、私はそれに対して、月刊少年マガジンを読んでいる。お父さんが読み始めたので、私もその気になって読んで見ると面白かったからだ。その中にはBECKやアライブなどが入っている。その中で私が一番好きなのは、ぼ・ん・ど、と言うコーナーである。今回のテーマは夏休みだった。この話に出てくる登場人物はみんな魚の名前をしている。鰺、香魚などなど。今回の話は、お父さんの鰺の夏休みのことだった。話の中には夏休みの代表の食べ物のダジャレが入っていた。そのダジャレとは、
「おばさーん、おばさんいるー。このスイカ安いか。あっ、ダジャレになってる!これ使える!ねぇー、おばさーん!」
なぜ八百屋さんのおばさんが出てこなかったかと言うと、鰺父さんのダジャレが寒すぎたので、おばさんはまたダジャレを言われるんじゃないかと心配し外に出られなかったそうだ。<<題材、表現>>
 この作文を書いて分かったことがある。それは、人から聞いたことを信じようとはせず、ちゃんと自分の目で見て確かめてから物事を言う。それからではないと人にまた悪い情報が行きわたってしまうからである。私はお母さんにマンガを読んでいるのがバレてしまい、お母さんに、
「学問に王道は無いんだから、自分の為になるちゃんとした本を読みなさい!」
と怒られたしまった。<<主題、ことわざ>>

   講評   miti

文章の展開はよく、具体的な例でよくまとまっています。
要約ーー花の例だけでなく、人間の社会の例も挙げ、いろいろな面があるので、一面だけ見て決め付けないこと。
これを筆者は「先入観」という言葉を使っています。長文全体をまとめると、主題がはっきりします。
似た例1ーー本を選ぶとき、見た目(先入観)で面白そうだから、と決めてしまうえめけちゃんに対し、○○おばあちゃんはじっくり見て読んでえめけちゃんにすすめられる内容重視で決められていますね。
話しことばや思わず言ってしまった語句(ジャカジャカジャカジャカジャーン、なーんちゃって、アハハハハハハ、おっと、など)は使わないようにしましょう。「大好物」は食べ物のことです。「だい好きな本」に直しましょう。一文一文意味を考えながら書き進めることが大切です。
似た例2−−いろいろな本があり、漫画にもいろいろありますね。ダジャレは凄い!。
分かったことーー主題にあったことわざが使えました。おみごとです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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