創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
情報探し えすく
私は、散歩をしながら、そのコースの風景や道筋といった情報を、無意識のうちに頭の中にしまいこんでいたのでしょう。風景がちょっと変わってしまったことで、持っていた情報に混乱が生じ、定位できなくなってしまったのだと思います。目的地まで次々と現れるバス停や住居表示などの手がかりもまた、動物には利用できない、人間の地図文化だといえるでしょう。
他人の情報を利用することは大切だ。僕も勉強のとき分からない単語などがあったら辞書で調べたりして答えをさがした。旅行などで地図を見ながら行きたい場所へいけたこと。いろいろ情報を利用することができてとても便利だ。
しかし、自分の経験から得た知恵を生かすことも大事だ。遠回りのようでも自分で答えを出していくことも大切だ。それをすることによって、喜びも大きいし、記憶に残る。また、応用力や忍耐力も身につく。
確かに、他人の情報を活用していくことも、自分の体験で方法を見出すことも、どちらも大切だ。しかし、もっと大事なことは「理想に到達するための手段はまた、理想への到達を阻む障害でもある。」という言葉があるように、その方法をうまく利用していくことである。
講評 kamo
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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