国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   一時帰国で・・・   グルミン

 「あーあ。久しぶりだなあー。」
今年の十二月。日本へ一時帰国をする。あれもしたいしこれもしたい、といろいろ考えてしまう。しかし、心配なことも、ある。それは、飛行機に乗ることだ。もう、乗るのにはなれているはずなのに、すごくこわい。最近は、テロだってあるから、いつ落ちるか分からない。それだけじゃない。こわくはないのだが、荷物検査で、荷物を一つでも取られたらどうしようかと、心配になってくる。けれど、こんな心配な気持ちもあるが、楽しみな気持ちも、もちろんある。
 一つは、食べ物だ。別にごうかでなくても、私にとっては、コンビニ弁当でもおいしく感じる。多分、チリに住んでいなくても、好きだっただろう。弁当でなくても、セブンイレブンに売っている「ブリトー」というのがあるが、それも大好きだ。でも確かに、すしも食べたいし、まっ茶アイスも、アイスモナカも食べたい。すしはきっと食べられるだろう。アイスは、冬に帰るから、食べられないと思う。だから、本帰国まで、がまんする。実は、チリでも、まっ茶アイスやすしなら食べることができる。しかし、すしは食べられても、まっ茶アイスが高いので、まだチリでは一度も食べていない。一回くらい、食べられたらなあと、ずっと思っている。
 それともう一つは、お買い物だ。これも、すごく楽しみだ。しかし、たくさんは買えないから、気を付けて買わなければならない。買うのだったら、文ぼう具や服で、かわいくて、気に入ったものにしようと考えている。まるで、これしかない、これだ!と思えるような物を買おう。その他にも、どうしてもほしいと思うものなら、買っても良いだろう。多かったり、大きかったりすると、持って帰ることができない。二年前の一時帰国では、少し多すぎたと思うから、今度こそ気を付けよう。それでも、好きな物は、買えるといいな。買い物ではないが、ゲームセンターでプリクラをとることは、絶対にしたいことだ。
 私は、今度の一時帰国で、やりたいことは、当たり前だが、できるだけしたいと思っている。今書いたことだけでなく、友達と会ったり温せんに行ったりと、やりたいことは山ほどある。心配なこともあるが、とても楽しみだから、本当に、楽しめるとうれしい。祖母、祖父にも会えるし、心配ごとさえなければ、きっと、ずっとうきうきしていられるだろうに。思い通りにいかないこともあるかもしれないけれど、そんなことは気にせずに、日本を満喫してこよう。本帰国してもできないことはあるだろうから、旅行気分で日本に行くことができる間に、やりたいことはやろうと思っている。

   講評   hoemi

 グルミンさん、こんにちは♪ 久しぶりに帰ってくる日本、一時帰国とはいえ楽しみだろうね。一時帰国を前にグルミンさんがどんなことを思っているのか、特に「楽しみだけど、ちょっぴり不安もある」という繊細な気持ちをよく表現できていたよ。
【書き出しの工夫】 日本に帰ることについてあれこれ思い浮かべながらポツッと出たこのひと言には、きっとグルミンさんのいろんな思いが入っているのだろうね。
【体験実例】 食文化の異なる国に長くいると、どうしても日本で食べていた物が恋しくなるのは避けられないことだよね。今回の一時帰国で思う存分、食べられるといいね。買い物についても日本に帰ってきたからこそほしい物、買いたい物が見つかるといいね。短い日本滞在の間に、グルミンさんがやりたいことを全て堪能できますように!
【たとえ】 これこそがほしい、という物に出会えるといいね。うまくたとえることができました。
【わかったこと】 「旅行気分で日本に行く」という感覚は、海外で生活している人だからこそ持てるものだろうね。あまり心配や不安を抱えずに、楽しい日本滞在になるといいね。きっとおじいちゃま、おばあちゃま、そして多くの友達がグルミンさんの一時帰国を首を長くして待っていると思うよ!

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