国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   使い方次第   読書の神

 私たちイギリス人は、『ユーモアのセンス』というものには特別のプライドを持っているし、また、それについて敏感である。たとえばイギリス人に向かってモラルがないとか、仕事ができないと言ってもおこりはしない。自分には音楽がわからない、と自慢する者もいる。しかしイギリス人にユーモアのセンスが無いと言ったらぶんなぐられるはずだ。他国では、人の悪口を言うとき、ばか、臆病者、極悪人などと呼ぶが、イギリスでは『ユーモアのセンスが無いね』と言うのである。これは最高の侮辱となる」。ユーモアは命を運転して人生をわたっていくのに欠かすことのできないものだ。(要約)
 ユーモアは例えることができない。それでは何なのか。真面目な人は、侮辱にしか聞こえず、不真面目な人には、そのまま笑って受け止めてくれる。要するに変幻自在のことというわけだ。ここでは、命を運転するのに欠かせないものとあるが、これではまるで綱渡りではないか。なぜそう思うのかというとそれはこのごろの人たちが物騒だからだ。肩がぶつかっただけで殺す。(聞いた話)殺したかったから殺す。変なところで冗談を言うと殺されてしまう。口は災いのもとだ。(まるで)
 かと,言ってそうではないときもある。人が暗い顔をしているとき、持ち前のユーモアセンスで笑わしてあげる。こういうことに使えばいい。ユーモアは四字熟語で表すならば。表裏一体、変幻自在だ。表裏一体とは、使う場所次第で変わるという意味。変幻自在は、ユーモアを言えば相手自身が変わるという意味。
 このように、ほとんどのものは使い方次第、工夫の仕方で決まる。人生もそうだ。どのように、生きるかで変わる。(一般化)ほとんどのものの使い方を考えれば、これからの人生よきものとなるじゃろう。(笑)

   講評   jun

<第一段落>
 要約は、イギリス人にとってのユーモアについてわかりやすくまとめることができました。これは、ゆうき君の好きなテーマではないかな。
<第二段落><第三段落>
 ゆうき君が「表裏一体」と書いているように、一つのユーモアでも、それを受け止める人によってとらえ方はさまざまです。冗談は、相手の性格やその場の状況を見極めてから言った方がよいようですね。でも、ときにはユーモアは、人の気持ちをいやすことができる魔法のような役割を果たすこともありますよね。
<第四段落>
 最後の段落は、「人生も工夫次第で決まる」という大きな意見でまとめられていますが、ここは「ユーモア」ということにしぼってまとめてもいいと思います。最後の落ちは、読書の神君らしくうまく決めましたね。
                              

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