創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自信を持とう   まーたん

臆病とは対象のない恐怖、もしくは心の中に描いているさまざまの危険をはるかに凌駕する恐怖である。自分の美貌を鼻にかけた美人というものは、いかに美人であっても、他人に快感を与えないものだが、自分の美しくないことに絶えず劣等感を抱いて卑下している人は、それに劣らず他人を不快にする。友達のできない原因はこのような事だろう。他人から尊重されるには、まず自分で自分を尊重する事が第一なのである。無益な劣等感を棄て、自分は何を無償で人に与えることができるかを考える時、よき友達はおのずからつくられるに違いない。自分に自身を持つことは大切だと思う。〈是非の主題〉
 第一の理由に劣等感を持っていると、周囲の人も不快にしてしまうからだ。私にも似たような体験がある。それは友達に、自分に自信が全然ない!という人がいるのだ。そして、いつも私なんか…という感じで自信が無いような態度を取っている。いつもおどおどしていてあまり雰囲気が良くない。その子は結構、勉強もできるし、やさしく良いところもたくさんある。でも、人に好かれてはいない。その理由はいつもおどおどしていて、あまり一緒にいても楽しくない、からだと思う。あまり、自分に自信を持ちすぎることも良くないと思うけれど、自分に自信を持たなさ過ぎる事も良くないと思う。自分もつまらないし、一緒にいる友達もつまらないと思う。どうせなら、もっと自分に自信を持って楽しい人生を送ったほうが何倍も得だと思う。だいたい、自分を卑下している人間はそんなに何もできない、という人ではないのだ。何もできない人はそんな自分が何もできないということは気にしていないのだ。何もできない人は多分、全然悩みがないと思う。だが、ある程度できる事があるのになぜか自分を責めすぎてしまう人がいるのだ。それはもったいない。せっかく自分が良いものを持っているのに、そんなに劣等感を持ってると損ばかりだと思う。〈複数の理由一〉〈体験実例〉
 第二の理由に、自信を持つことで他人にも温かさ(力)を与える事ができるのだ。また、自分の実力に自信があったら、何事にも自信を持って、堂々と物事に取り組めるだろう。自信を持つことで他人にも温かさを与える事ができるというのは、自信を持てばもじもじしないで明るく、元気に友達と会話をする事ができる。もじもじしている友達よりも、明るく楽しく会話してくれた方が、一緒にいて楽しいし、自分も楽しいだろう。マイナスなことばかりを考えていると自分の運気もだんだん下がっていくような気もする。例えば大切なものをおとしたり…(笑い)「シンデレラ」の話ではシンデレラはあまり裕福ではなくどちらかというと貧しく、あまり自分に自信がもてないような環境だった。だがシンデレラは自分を卑下せずに、前向きな気持ちで「お城に行きたい」と思っていた。このように、前向きな性格がシンデレラに幸運を運んだと思う。自分の実力に自信があったら何事にも自信を持って、堂々と物事に取り組めるということは何にしてもそうだと思う。勉強にしてもそうだし、スポーツにしてもそうだ。自信を持って、堂々と取り組めば、自信を持たない人よりも何事も上手くいくような気もする。〈複数の理由二〉〈ユーモア表現〉
 確かに、自分の力を過信して尊大な態度をとるのは良くないと思う。だが、「他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重できなければならない」という名言もあるように、私達は自分に自信を持ち、素直に生きる事から良い人間関係がつくる事ができると思う。それから、自分に自信を持って生きた方が幸運を呼んでもらえると思う。
「はぁー」
と、いつもため息をついてばかりの人が、幸せになる事は余りないと思うけれど、
「あはははは」
と、いつも楽しそうにしている人は、きっと幸運に呼ばれるだろう。マイナス面のことばかりを考えずに、プラス面のことをたくさん考えていたほうが自分も幸せになれると思う。シンデレラのような前向きな姿勢が大切なのだ。私も、自分に自信を持ちすぎるのは
あまり良くはないけれど、キチンと自分に自信を持って前向きに生きていこう!と思う。〈反対意見への理解〉〈名言の引用〉〈是非の主題〉

   講評   kira

 まーたん、こんにちは。友達作りのことを真剣に考えてしまいそうなテーマでしたね。自分の友達を思いうかべてみると、やはりその人らしい自信があるからこそ、ひかれるんだと気付きます。
 たしかに、誰にも劣等感はあります。不安です。でも、それを全面に出していると暗く魅力の無い人間になりそうですね。控え目な態度をとりすぎると、人を不快にすることがあります。周りまで、マイナスの雰囲気にしてしまうからですね。まーたんは「ある程度できる事があるのになぜか自分を責めすぎてしまう人がいるのだ。」と、やさしさの視線を送ることができています。これに応えてくれない友達では困るなあ。
 二つ目には、自信から周囲へのあたたかさも生まれるという事を挙げました。シンデレラの実例は面白いね。ヒロインとはつつましさの中にもプラス志向の強さがあるんだね。心が明るければ、幸せになれる。
 よく、自分を大事にできない人は、友人も大切にできないと言います。自信を持つことは自分と真剣に向き合って、厳しく律してできることです。そういった過程を経ているからこそ、よい友人も集まって楽しい輪をひろげていけるのですね。

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