創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書と想像の深い関%8   レックウザ

私がこの長文を読んで一番それはそうだと思えた文章は、「字を知らなければ、読書はできない。」のところだ。最初から字を知っていれば、本の内容は、文は、すべてわかる。しかし、字を知らないからこそ、本の楽しみを二倍に味わえるのだ。というのは、本の内容を想像して、自分の都合よく変えられるということなのである。
 私にとって読書の楽しみとは、物語の風景を、自分で想像することだ。映画やテレビだと、自分が想像しなくても、映像が映っていて何もかもがわかってしまう。つまり、もうその物語の風景は、映像に決められているのだ。それに比べて本は、自分で主人公のその場の風景を想像して、自分だけの物語を作れる。本だから、想像力もアップできる。まさに一石二鳥なのである。これで親にも、きっと
「テレビより本を読む方が好きなんて、えらいね。」
と、ほめられるかもしれない(笑)。
 私が今まで読んだ本の中で一番気に入ったのは、映画にも出た、「ナルニア国物語」だ。あるところに、戦争から逃れて、他の人の家に居候することになった、四人の兄弟たちがいた。四人の名は、それぞれ上から順番にピーター、スーザン、エドモンド、そしてルーシー。一番下のルーシーは、ある日、居候している家の部屋で、不思議な衣装ダンスを見つけた。そしてルーシーは、その衣装ダンスの中へと入っていった。そして、衣装ダンスの向こうには、別の世界があったのだ−。この物語は、私が最も印象に残るものだった。空想の世界へと導くタンス、ナルニアの雪景色、そして闘う戦士たち−。想像好きの私には、まさしくぴったりの本なのだ。このワクワク感は止まらなかった。みんなも、一度はナルニア国の本を読んでみてはどうだろうか。
 人間にとって読書とは、想像して、自分だけの物語を作るもの。想像するのを誰にも邪魔されず、物語の中へと吸い込まれてゆくものなのだ。字が読めなくても、想像ならば誰にもできる。いや、想像をしたことのない者は、この世にはいないのだ。想像をして本を読むことは、本を愛する道へとたどってゆくものなのである。<<字数>><<表記>>

   講評   hoemi

 レックウザさん、こんにちは。がんばって清書できたね。よく仕上がっているよ。9月1週は進級試験です。がんばろうね♪

キーワード、上手に入れられたね。ただ、字数と表記は入れなくて大丈夫だよ。入れるのは、構成、題材、主題、表現の4つでいいよ。分からないことがあれば何でも聞いてね!

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