国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   思いこみ   グルミン

 「オラ、ブエノスディアス!」
交流はいつもあいさつや自己紹介から始まる。私は、チリの日本人学校に通っている。この学校では、現地校との交流をよくする。私は、「どうせ、チリ人とはあまり気が合わないし、言葉も通じないし、いっしょにいても、つまらないだろうな・・・」と、思っていた。先入観だけで、つまらないと決めるのは、良くなかった。そして、実際に遊んでみると、意外と楽しかった。いっしょにボール遊びをしたり、学校を見て回ったりした。気が付いたら、ずっとにこにこしていた。まるで、前からの友達のようになっていたのだ。その時、「さっきはいっしょにいてもつまらないだなんて思って、悪かったな」と、反省した。
 それともう一つ、先入観の話がある。それは、小学校三年生頃だった。当時私は、一輪車が好きで、よくやっていた。ところがある日、友達に、変な遊びにさそわれた。それは、「宇宙旅行」というものだった。見せてもらったが、あまりやりたいとは思わなかった。ブランコで、始めはすわってこいでいて、ある場所の名前を言われると立ちこぎをして、その途中、火星などにより、火星人を退治するというものだ。ある場所は確か、「暗黒星雲」か、「ブラックホール」のような感じだった。あまり気は向かなかったが、ブランコに乗って、その遊びを始めた。遊び始めた頃は、
「あーあ、何やってるんだろ私・・。」
というようなことをつぶやいていたが、だんだん楽しくなってきた。もう一輪車よりも好きになってしまうかも!というくらい楽しかった。また今度みんなで遊んでみたい。
 私は、この作文を書いて分かったことがある。それは、悪い先入観を持ったら、損をしてしまうことがあるということだ。花では、もうこの花はきれいじゃないなと思うと、花のことを気にもとめなくなっていく。しかし、まだまだきれいだなとさえ思うことができれば、もう少し楽しめるだろう。人では、○○さんってちょっと好きになれない人だなあ、と思うともう○○さんをきらいになってしまう。しかし、○○さんって良い人なんだ!とさえ思えば、○○さんとも友達になれるかもしれない。または、先入観を持たずに、ゆっくり親しんでいけば良い。やはり、何でもすぐに決めつけてしまうのはよくないと、私は思う。

   講評   hoemi

 グルミンさん、こんにちは。がんばって清書できたね。よく仕上がっているよ!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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