国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   痛い準々決勝の敗戦   山大

 「ピッ、ピッ、ピー。」
主審の笛により試合が終了した。僕がまだ4年生のとき。大田区ガス橋グラウンドで行われたサッカーの都大会までつながる第8ブロック大会。地元大田区のチームが何チームか、その他品川区、千代田区、港区の4区が参戦する大会。参加チーム数は60チームくらい。その大会で、僕たちのチームは1回戦神津FCに10対0と圧倒。二回戦は同じ港区のチームで、ずっと一緒に戦ってきている、みなと子供サッカークラブと激突。前半は0対0と折り返しす。後半、右からのセンタリングがそのままゴールとなって先制点。約3分後、オウンゴールで追いつかれるが、終了間際に勝ち越しゴールを挙げ、宿敵に勝って準々決勝に駒を進めた。
 相手チームの名はミッキーサッカークラブ。順調な試合展開で、先制点、追加点。その後は一進一退で3対2で前半終了。勝っているまま後半に入った。後半もマイペースで、コーチは余裕で選手交代。僕もベンチに下がり、試合を見届けた。だが、その直後に同点弾、逆転弾を浴びる。逆転弾なんてラストプレーだった。結局、ミッキーは優勝。都大会進出となった。このミッキー戦の敗戦は、僕の今までのサッカー人生の中で、1番屈辱な敗戦であった。ミッキーに勝っていたら、優勝していたのかもしれない。Wカップで例えればまるでドイツのようだ。
 最近でいえば、高校野球の決勝で早稲田実業に負けた駒大苫小牧など、後1歩で・・・・・・といったところで負けたチームは相当悔しいし、「痛い」のであろう。特に駒大苫小牧は、3連覇がかかっていた決勝で負けたのは、かなり痛いだろう。しかし、僕にはその痛さは分からないし、その痛さは計り知れない。痛さというのは、自分にしか分からないのだから、「惜しかったねぇ」などといわれても、答えようがない。
 一生懸命にやれば、負けた時や失敗したときに悔しいという思いが込み上げてくる。しかし、「負けてもいいや」、「どうでもいい」と思うと、負けてもヘッチャラなのだろう。その時は、一生懸命やって負けた方がつらいけれど、後になって良い結果になる。おそらく、駒大苫小牧も、次は克服するのではないかと思っている。心の痛さ、というのは人間にとって、未来を変えるものである。痛みとか、悔しさを乗り越えて、夢はかなうのだと僕は思っている。          

   講評   nara

 甲子園の決勝戦・再試合は素晴らしかった! 「夢をかなえる」ための努力を、今も、誰かが、黙々とやっているのだと思うと、自分もがんばろうという気持ちがわいてくるね。昨年末大二郎君に聞いた「2006年の目標」達成へ向かって、順調に歩みを進めているかな。
 9月1週目は進級テストだよ。キーワード・字数は問題ないと思うので、よりよい作文が書けるよう題材探しをしておこうね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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