創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私は小説家! さくら
「こんなこと、入れてみよう!」
と、私は目をまん丸にして今ひらめいたアイディアを、想像してみた。
そう、私が最近はまっていることは、
「小説」
を、書くということだ。その小説の題名は
「希望の扉を開けて」
だ。あらすじは、一匹の犬が兄弟と離れ離れになり、また兄弟と再会するために旅をするけれど旅の途中に嫌なことが沢山あるけれど乗り越えて行く!と、言う物語だ。
私が小説を書き始めたのは去年の冬休み。きっかけはクリスマスプレゼントに厚い本をもらって、その本を読んでいた時のことだった。
「私達は、楽しく面白く読んでいるだけだけど、この本を作る人はアイディアをたくさん考えて、一人でも多くの人に読んでもらおうと努力して、苦労して書いているんだ!」
と思った。そうだ!私も読むのは大好きだけれど、書いている人側がどんな苦労や、どんな努力をしているのか、それを味わいたいから私も書こう、と考えた。そして今、私はその苦労と努力を味わって小説を作り上げている。現在の枚数は百ページ。自分で小説を書いていると、まるで私がその世界に入ったようになって楽しめる。やっていて一番楽しいことは、いいアイディアが浮かんでそのアイディアが家族の人に
「いいね!」
と、言われることだ。みんなもそんな楽しいことだから、ぜひ空いている時間に取り組んで見るといいと思う。
前、私は母に、
「私ぐらいの時に何か書いていたことある?」
と、聞くと、
「小説を書いていたことはないけれど、漫画を描いて本にしたことはあるよ!」
と、言っていた。私は、
「どんな漫画を、描いていたの?」
と、聞いた。すると、
「少女漫画かな?」昔は、はやったんだ。」
と、母は懐かしそうに言った。私は、今は小学生で書いている子は少ないけれど、昔の少女漫画って見てみたいな、と思った。
人間にとって小説とは読んでいる人を和ませてくれて本の世界に入らせてくれる、友達のようなものだ。小説に対する思いは、小説ってただの長い本だと、思ってあまり読みたくは、なかったけれど、小説と言うものは、そこに書いてある言葉を見て私の心を何か、幸せにしてくれるものだと思った。
講評 sarada
結びの感想は、さすが小説家の卵! って感じでした。さくらちゃんのこの小説にかけているいきごみがよく理解できます。先生も是非読んでみたいなあ!
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