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　　　良い心を持つ海ぞうさん　　　ピプリー

「海ぞうさんは、がんこなおじいさんの欲ばりな心を直すなんてすごい！」
と感心して言いました。すると、おかあさんが、
「自分の悪い心に気づかなかったら、海ぞうさんもおじいさんの気持ちを変えることはできなかったろうね。海ぞうさんも、このお話の中で何度もいい心になったり悪い心になったりしているんだよね。」
と、にっこりしました。
私がこの話を読んで一番えらいなぁ、と思ったところは、海ぞうさんは自分の思っていた悪い心の話をおじいさん本人に、直接伝えるところです。
　私は正直に伝えられたことがあります。前、コンピューターをいじっていたら変になってしまいました。はじめはこのことを言ったらしかられてしまうかも、と思いました。でも、ゆう気を出してお母さんに言いました。私が、
「コンピューターのどこかのボタンをおしちゃったよ。どうしよう。ごめんなさい。」
とあやまったら、
「大じょうぶだよ。これをこうすればなおるよ。心配しないでいいよ。」
と、お母さんがにっこり笑って直し方を教えてくれました。ちゃんと相手に伝えればいいんだなぁと思いました。これから人に何か悪いことをしてしまったら、あやまりたいと思います。
　もし、私が海ぞうさんだったらおじいさんに、
「井戸はほらせん。」
と、いわれたら、
「失礼しました。」
などいってちがう井戸ほり屋さんをさがします。全ての井戸ほり屋さんにほらせてくれなかったら、おじいさんの所にもどってきて、
「なんとかお願いします。」
と、いってお願いします。それでもだめだったら海ぞうさんのように悪い心になってしまいます。その悪い心になっていることをわたしも自分のお母さんに話して、
「悪い心になってしまったね。悪い心は,直しておかないと,そそままの悪い心のままだよ。」
と、アドバイスをされて、おじいさんに、
「ごめんなさい。」
と、あやまると、ほらせてくれると思います。
　海ぞうさんも人に言われてすぐ気づくのがえらいと思います。でも、海ぞうさんにお母さんがアドバイスを言わなかったら海ぞうさんはずっと悪い心のままだったと思います。
　お母さんはいい心をもっているんだと思います。でも、お母さんでも悪い心になったことをあると思います。みんなしっぱいしてから成功するんだと言うことわざがあります。「しっぱいは成功のもと」と言うことわざです。
　私の先生はよく言っていました。それのおかげで私たちのクラスの人たちは、いっぱいしっぱいしてけい験して成功へとみちびかれたのです。ことわざはすてきな言葉と心の中で思いました。悪い心になったり悪いことをしたときは相手にあやまってあげることは、とても大切なことだと学べてよかったと思います。これから、悪い心になったり、いい心になったりしてしっぱいを成功にかえたいです。

　　　講評　　　yuta

　長い雨で始まった夏休みも終わり、学校はいよいよ２学期ですね。残暑厳しいですが、張り切っていきましょう。
　　　　　　　
☆９．１週は進級テストです。決められた課題で書けるように準備しておいてくださいね。目標字数よりたくさん書くこと、項目を全部入れること、項目シールをはること、の三点を見ます。全てできていれば合格。合格めざしてがんばろう！