国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
私の家族 あまなつ
「がんばれー!」
ある夜、テレビで野球観戦していたとき、家族は、こう叫んだ。なかなか野球を見ない姉も久しぶりに野球チームを応援している。
私は家族の中の兄妹の末っ子である。一番上の兄は今年高校二年生で、二番目の姉は中学二年生で、今年受験なので、とてもピリピリしている。そして小学六年生の私だ。父と母。五人家族である。家族は全員年上なので影響されることが多い。兄と遊んでいると、カードゲームや、野球など男子がやるような遊びが、中心だった。一方、姉は人形遊びをよくしてくれた。一年生の時、母が病気で入院していたときも、
「あまなつ!遊ぼう!」
と快く遊んでくれた。だが遊んでくれる内にけんかもよくしたものだった。
「これはここにいて、こうなの!](私)
「違う! あたしはここにしたの!」(姉)
些細なことで、まるで火がついたかのようにけんかした。姉とのけんかに敗れた私は当時一年生で幼かったため、すぐに泣いてしまった。たぶん姉は当時すぐ泣く私がうっとうしかったのだろう。なぐさめもしないでその場から去っていった。だが今となっては何でも話せる、友達より身近なそんざいとなった。
私の家族は、会話の中でボケとツッコミのテンポがいい時がある。例えば、姉と母の会話。姉が塾から帰ってきた時に、食事中、
「今日持っていったお弁当食べてたら、先生が、『君のお弁当いいなァ』って言ってたよ。」
「ふぅーん。」
「‥‥‥喜ばないの。」
「別に嬉しいけどねえ。」
「何か冷たくない・・・?」
と会話していた。私の家族は普通にしゃべっていても、誰かが突っ込んでくる(笑)。だが逆にウケねらいでしゃべると、
「つまんない。うるさい。」
と突き放される。なので自然に家族の雰囲気は、天然になっていくのである。
人とって家庭とは成長するのに欠かせない場所である。私のように兄姉や親から影響を受けたり、時には肩の力をぬいて休めることも成長だと私は考える。今、私は家族の中にいて、とても心地がいい。これからも楽しい家族とともに過ごしていきたい。
「良かった。このチーム、勝ったね。」
講評 nara
パソコン入力、時間はどのくらいかかったかな? オンラインだと、森リンの点数も楽しみだね。教室で取り組むと「○時までに仕上げる」という意識が強くなる分、家にいるよりも早く仕上げられるのではないかな。家でも同じように気持ちをコントロールできるようになるといいね。
9月1週目は進級テストだよ。題材探しをしっかりやっておこう!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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