国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   Everything無駄なく活用   ミーナ

 これまで近代産業技術は技術からの発想だった。必要な資源は世界中から運んでび,地元に他の資源があっても顧みられなかった。その結果、資源への過度の依存が起こり、国際的な政情の変化に一国の経済基盤が揺り動かされるようになった。資源は我々の身のまわりにはかなり豊富にある。それを活用する技術や、そこに目を向ける資源からの発想がないのだ。人類が直面している危機を乗り越え新しい文明への道を拓くために、資源からの発想に切り換え得ることが鍵となる。私は今あるものを最大限に生かせるような発想をしていきたい。
 その方法として第一に、現状を詳しく知ることである。将来の夢が決まっていない人は、自分の今の成績や性格を詳しく知って、そこから判断することができる。例えば、私は獣医師になりたい。これは私の性格から判断したことだ。動物がとても好きで、テレビ番組も、たいてい動物に関連するものだったのだ。近所に犬や猫が多くいるので、会うたびに触ってしまう。そしてある日、獣医師の番組を見た時に、常に動物とかかわっていられて、尚且つ助けてあげられる、と思い、獣医師にあこがれるようになったのだ。誰しも得意なことは必ずある。将来について考えられていない人は、そういうことをヒントに決めていけばいいと思う。
 第二の方法としては、限りある資源を無駄なく使うことである。例えば森林のことである。一本の木が立派に育つのに何十年、何百年とかかる。例えば,熱帯林であれば200〜300年かかるものもあるという。それを切り倒すと,植林して,次に立派に育つまでにまた何十年,何百年とかかってしまう。それならば,伐採した一本一本を無駄なく使うべきではないか。例えば,心材は柱など住宅建設のために,辺材ははしをとれるだけとる。どうしても残ってしまう所はチップにしたり,アウトレットなどで,薪の一部として売ることもできる。私は木材の専門家ではないので,このように簡単にできるかどうかは分からない。けれども,木を無駄なく使うことにどん欲になれば,専門家ならなおさら使い道を考えることができるし,木の種類ごとにうまく使い分けることができると思う。こうすれば,環境破壊も少し真剣に考えることができる。もちろん,伐採した後は植林,というサイクルが根付けばなおさらよいと思う。
 確かに,時には目標に合わせて必要な物を調達していく方法も有効だ。しかし,「夢があるから行動するのではなく、行動するから夢が生まれる。」という名言もあるように,今ある物を利用しようと考え行動することで,はじめてその方法や物は生まれると思う。だから私は今あるものを最大限に生かせるような発想をしていきたい。

   講評   hota

 この作文が、ミーナさんの言葉の森での(現時点では)最後の作品になりました。しっかりとした意見を、正しい文章で書くことができるようになりましたね。
 
 これから半年、夢の実現の第一歩めざして、頑張ってください。朗報を待っています。(^o^)/~

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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