創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   プロい生き方   ミニまろ

題名に書かれている「プロい」の意味とは「プロっぽい」とか「プロみたい」と言った中途半端な意味合いではなく、まさに「プロに近い」ということである。例えば料理をする時、普通ならば次の二つのうちのどちらの手順をとるか?1つめは、まず何を作るか料理の目的を決め、それからそれに相応した材料を買いに行く、という手順。2つめは、まずその場にある材料を確かめ、そこから何を作るかを見出す手順だ。恐らく1の手順をとる人が多数であろう。しかし、これはあくまで初心者の手順であって、2の手順こそがプロと呼べるものである。こういった手順は人生においてもかなり関係することである。どうしたら人生のプロになれるのであろう?
 1つめの方法としては、今その場にあるものを有効活用することだ。例えばカレーを作る時、冷蔵庫に野菜と呼べるものがかぼちゃしかなくても、わざわざスーパーまで玉ねぎや人参を買いに行くのではなく、かぼちゃのみを使って作ってみることだ。しかし、ルーの代わりに板チョコを使うのは止そう(笑)。こういった臨機応変な行動ができると、次第に人生のプロへと近づくことができるはずだ。 
 2つめの方法として、再利用すなわちリサイクルを見直すことだ。現代人の多くは忘れがちであるが、この地球は私たちが思っているほど資源が豊かではないのである。ただでさえ資源に乏しいのに、世界中の膨大な数の人間たちがこれらを無駄に使っているようでは、もはや地球の命が危ないのである。こういったことの良き理解者こそが、人生のプロなのである。
 確かに目的あっての行動は何よりも慎重で安全である。しかし、「時間を作る一番の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うかを考えることである」という名言どおり、今あるものをどう使うかが重要なのである。地球に生きるもの全てが人生のプロになれば、きっと未来は明るいはずだ。

   講評   nara

 「プロい」の説明を入れて、よりわかりやすくなったよ。次回9月1週目は進級テスト。最近、やや字数が少ないのが心配事項かな。800字を越えるためには、具体例が必要になるね。しっかり準備をしておこう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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