創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   こころの眼   いへゆ

 盲人は、たしかに眼は見えない。しかしその代償として、心の眼を与えられている。心の眼は耳・身体・鼻・その他諸々の器官を「見る」ために動員する。それに、これらすべてを融合しれ、「遠く」をみるために、周りのものに対する「優しさ」が加わらなければならない。そして、暗闇は無限の優しさを曳き出して来ることが出来る源泉だ。「心の眼」は
暗闇の彼方から立ち現れるもの物を見ることが出来るのだ。
 たしかに、眼で見るということは大切だ。眼で見て確認することで、相手がどういう人か、だいたい分かることができるからだ。例えば、初対面の人と会ったとき、第一印象が大切だと思う。ニコニコしている人には、
「この人、優しくておもしろそう。」
というイメージをもつけど、ブスッとしている人には、
「ちょっと、この人難しいかも。」
と思ってしまう。このように眼で見ることで、ある程度のことを判断できると思う。
 しかし、心の眼を働かせることも大切だ。なぜなら、表面にはあらわれない思いや良さを知ることが出来るからだ。例えば、長い間、仲良くしている友達といるときに、心の眼を使えば、すず異変に気付くことが出来る。友達が、妙にハイテンションだったら、
「なにかいい事があったのかなぁ。」
と気付くことができるし、私が沈んでいるときには気を使ってくれる。このように、心の眼を使わなければ気付かないときもある。
 たしかに、目や心の眼を使うことを選ぶのではなく。しかし、「存在するものに、良いとか悪いとか言う前に、すべてそれなりの理由がある。」という言葉があるように、大切なのは、両方ともを働かせて相手を知ることだ。

   講評   huzi

 相手を知るためには、目と心の眼を働かせることが大切ですね。しかし、目が働かないときは、心の眼が視覚の役割を果たす。知りたいものに心が集中していく。そうすることで、視覚以上に鋭い感覚が芽生えてくるのですね。
  【意見】の組み立てはこれでいいですね。人と向かい合ったとき、まずは目で見える相手から、どんな人であるか知る。中身とは違っていても、最初はそうですね。
 しかし、同じ相手でも、心の眼を働かせてみると、違った面が見えてくることもあるのですね。「心の眼を使えば」といへゆちゃんは書いていますね。これは、実際にはどうすることかな? 会話や動きをよく観察するということ? 観察ではなく、相手の性格を思い出しながら、今、どんな心境なのか想像力を働かせることかな? 「目」と「心の眼」を書き分ける重要ポイントです。さらに説明できるといいですね。
  【反対意見理解】は、とちゅうで途切れてしまったね。タイプミスかな。【総合化】は、「相手を知る」としっかり決まりました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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