国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   痛いっ   トム・ソーヤ

「うわっ」(こうせい書き出しのくふう)その言葉が最後にこの前僕は左腕を二か所骨折してしまった。二か月たってやっと治った。病院で、包帯を巻いた時、なぜかうでが、凄くあつかった。なぜかは、わからない。次の日、学校を三時間休み、病院の院長がぼくのためにバナナのように曲がった骨を力づくで、治してくれた。その時に、「バキバキ」とと音がしました。がまんしたおかげで二週間治るのが早まったそうです。友達と遊んでいただけで、あんな怪我をするなんて、こわいとおもった。
今までしてきた手術は全部で八回以上。おぼえているかぎりでも全部いたかった。
その中でも一番憶えているのは、四才の時。全身ますいをして、寝ていたから、何をしたのかはわからないが、起きた時に点滴を二いた時に看護婦さんが抜き方を間違えてしまい、まるで(表現たとえ)ふんすいのように血がでました。その時ぼくはあわてて立ち上がり、走りながら泣いていたと聞いている。去年も手術をした。(たいけん)が泣かなかった。(検査で耳から血をとったときは少し涙が出た。)また全身ますいをして起きたときには口の中に糸がぬってあった。一日入院をした。おかあさんは泊まれないので家に帰ってしまった。ぼくは、夜中に歯がいたくて起きてしまったが、まくらに血がついていた。看護婦さんは、「心配することはないが、てんてきをしているところから血が出ている」と言ってふいてくれた。そのあとは、眠くてねむってしまった。朝一番いやなことは朝食だった。病人が食べられるおかゆだが、あつくて歯にしみ、ヨーグルトぐらいしか食べることができなかったのだ。
赤ちゃんの時が、一番つらいけがをおってしまった。頭にレーザーちょりょうを三回した。なんだかレーザーは凄くあつく、まるで頭がもえているようだった。首のかわを、頭からなくなった皮ふの部分にぬいつけた。そこでぼくの頭の色は三色になってしまった。だから、おとなになってかみの毛が全部ぬけてしまったら、大変なことになるかもしれない。今、不思議に思うのは、なぜくびのかわを切り取りなくなった首の皮の部分はくっついてういるのだろう。本当にふしぎだ。自分のことなのにわからないのは、少し変だ。こっせつを初めてしたのはきょねんの指の骨折だが、もうそのことはほとんどおぼえていない。
小さいころにもうひとつ ヒョウソウという病気で全身ますいをしたらしいが、これも全くおぼえていない。
ぼくは手術をなんかいもして、けがを何回もして、ひとつわかったことがある。大変なくろうをしてやっとなおるけがや、ずっとなおらない病気もある。母にきくと、ふせいみゃくといううまれつきで原因のわからない病気もぼくにはあるらしい。そのために夏のプールの前には毎年大学病院で検査をしている。だからぼくはそういうなおらない病気にかかった人のきもちもすこしわかったのだ。

   講評   yuta


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