国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自己確認   はる

 私達は相手との比較によって自己確認すべきではない。
そのために考えられる方法は二つある。
 第一の方法としては、自分に自信の持てることを見つけることだ。いじめというのは、必ず相手との比較から始まる。中には妬みから始まるものもあるが、大抵のいじめは自分との比較だ。例えば、○○よりも自分の方が“えらい”、“強い”というような偏った安心感や優越感が芽生え、仲間を集め始める。よいうよりも、その“リーダー”という者に弱い者が仕える、と言った方が適切であろうか。とにかく、いじめる側はいつも複数であって、絶対に一人では出来ないのだ。なぜなら、自分に自信がないからであろう。自分に自信さえ持っていれば、相手を気にすることはない。色々な事に挑戦し続け、その中で自分がプライドを持てるようなものを見つける、そうすれば自然と相手を攻撃しなくとも自分自身を確認出来る。
 また、第二の方法としては、敵を想定しなくても済むように国の内側を安定させることだ。
 確かに、相手との違いで自分自身を見つめることも大切なことだ。しかし、自分の問題を棚に挙げて、相手と比べる、或いは相手を攻撃して自分を安心させるような自己確認の仕方は不毛である。真の自己確認とは、相手など全く関係なく、自分で自身を見据えることなのではないだろうか。人生のどの場面においても、時折立ち止まって、自分自身を見つめ直し、自信へと繋がる何かを見つけられれば素晴らしいと思う。 

   講評   tama

 字数が少なくなった分、密度の濃い文章になりました。まず自分をしっかり見つめること。自己確認の意味をしっかり考えることができました。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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