国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
持つべきもの はっしー
私は20年ほど前から、人間は自らを飼育し、家畜化——自己家畜化していると述べ続けている。これについての例を見てみると、飼育動物はそれなりにフリーに動いているものの、少し大きな目で見ると人工的に作った場の中で自由なのに過ぎない。人も満員電車の中揺られている姿はまさに飼育動物ではないか。このようなことから筆者の書いていることはよいと思う。
この筆者の意見を何故私が正しいと思っているのかと言う1つ目の理由は、この社会がどんどん監視社会化されているからだ。私はこのことについて似たような例を知っている。今、プライバシーと言うものが著しく侵害されている。この理由と言うものは、町中に設置されている監視カメラというものの存在だ。監視カメラは当初、誰かさんが
「カメラは見えるところに少し設置します」
と言ったはずなのに歌舞伎町などには見えないところに多数設置されている。
この筆者の意見を支持する2つめの理由は、今の社会が型にはまったことしかやっていないからだ。たとえば、サラリーマンはほぼ毎日電車に揺られていきたくもない(そうでない人もいる)会社に通っている。その姿はまるで、ただただお金オ集めるしか能のなくなったライオンのようだ。
確かに、中には自分のやりたいようにやっている人もいるかもしれない。しかしそれはごく一部の人々のことであって、全ての人に当てはまるわけではない。世の中には「夢があるから行動するのではなく、行動するから夢が生まれる」と言う格言があるように、自分たちは行動しないことには何の希望も生まれないし、やりたいことも見つからず。型にはまった生活できないだめな人間になってしまう。そのようなことにならないためには先ほどもいったようにとにかく行動を起こすことが大切だと思う。
講評 jun
<第一段落>
要約は、自己家畜化について簡潔にまとめることができました。
意見を示したところは、「筆者の書いていること」の内容を具体的に説明した方がわかりやすいです。
<第二段落>
一つ目の理由とその理由を裏づける社会的な実例を挙げることができました。
監視カメラとはユニークな実例を思いつきましたね。
<第三段落>
二つ目の理由と実例をユーモアを交えて書くことができました。
<第四段落>
名言ははっしー君の意見にぴったりのものを引用できましたね。まずは、型を破って行動してみることも大切ですね。そこから何かが見えてくることも少ないないですよね。
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