低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2426 今日2548 合計54884
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自分の行動に満足!   いへゆ

 自分で判断し行動する。簡単なようにみえて、じつはとてもむずかしい。判断に困ったときは、大勢の意見に依存してしまうことも少なくない。われわれは、主体的に判断して、行動したいという欲求をのぞけば、ともすれば他人や集団に依存して行動してしまいがちになる。自分がどう行動すればよいのか「指示」されるのをひたすら求め、その「指示」どおりにしか行動できなくなってしまうのだ。
 たとえば、自分で判断して行動するのは大切だ。たとえば、友達や家族で買い物に行くとき、まわりに合わせてばかりだと自分のほしい物を買うことが出来なくなる。
「あ〜、これカワイイ!これにしたら?」
と言われ、
「うん。そうだね。」
といってまわりに合わせるより、
「うん。それもいいけど、私はこっちのほうがいいな。」
といって、自分の好きなほうを選ぶほうが、あとで悔しがらずにすむと思う。それに、学校の部活などもそうだ。
「本当はバレー部に入りたかったのに友達にあわせて美術部に入っちゃった・・・。」
ということもある。そうなると、絶対にあとで後悔することになると思う。だから、自分で判断して行動することは大切なのだ。
 しかし、まわりに合わせて行動するのも大切だ。たとえば、友達と遊びに行った時、
「私、こっち行きたいから行ってくるわ!」
と言って、別行動してしまうと、せっかく友達といるのに、自分1人でその時間を過ごしてしまうことになる。何人もの人がいるときに、自分の判断だけで行動したら、その場の雰囲気やまとまりが崩れてしまう。それに、学校などの、みんなが集まっている場所で、1人1人が自分勝手に行動してしまうと、授業がめちゃくちゃになってしまうって、学校にいっている意味がなくなってしまう。このように、まわりに合わせて行動したほうが良いときもある。
たしかに、1人で行動したり、まわりに合わせたりするのは大切だ。しかし、「理想に到達するための手段はまた、理想への到達を阻む障害でもある。」という言葉があるように、大切なのは、自分の満足する結果を出すことだ。

   講評   huzi

 自分で判断し行動できたらいいなと思ったことはありませんか? でも、自信がないときは、周りに合わせて行動してばかりになるし、自信がありすぎても勝手な行動をして周囲に迷惑をかけても平気と言う場合もありますね。せめて判断だけでも(たとえそれが間違っていたとしても)自分でやってみたいね。
  今回も身近な体験の中から意見を書くことができました。周りに合わせていると、ほしい物が手に入らなくなってしまうのは、小さなことでは買い物。中ぐらいでは部活(笑)。大きなことでは自分の将来もそうですね。大きなことになるほど、自分の判断が大切です。難しくても、あとで後悔しないためです。
 周囲にあわせるのが必要なのは、全体で何かを行うことが目的の場合ですね。学校、集団行動。友達とともに過ごす時間。ひとりのやりかたを貫くよりも、周囲と協力し合ってものごとに向かいあうことが適切なのです。
 結果、を【総合化】にしたんだね。そう、どういう過程を経て行動をしても、満足できる結果、それは他人が判断して満足と言えるかではなく、まずは自分自身が判断して満足できることが大切ですね。
 【総合化の主題】ができたら、<< 総合化>> と示しておこう。
 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)