創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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文化ということ(感) ヒーロー
文化ということを、ここでは日常の生活に現れている面から考えていって、ヨーロッパと日本のそれを比べてみると、最初に思い浮かぶのは、次の事である。私が一年余ドイツに滞在して受けた印象からいうと、先方の長所も短所も、一般の人々における市民意識の堅固さに関係するのであった。現代の日本人が、やがて自立的な個人のありかたという彼らの文化の長所を見につけるときはあるのせよ、この短所までもいっしょに取り入れるのはつまらない。ヨーロッパ的市民性を模型として、個人の強力な自己把握をめざすなら、おそらく前述した長所短所の分離的摂取は不可能である。すべては、日本人自身の内部からの力が湧いて、なされねばならぬのである。
集団行動することは大切だ。よく日本で目にする行動は集団行動です。トイレや学校の休み時間一緒に大勢で行くのが習慣となっています。集団行動するとみんなといつも一緒などで友達がたくさんできます。お互いいつも助け合い行動することもたいせつだ。例えば、何かを決めるとき誰かが“何々にしよう”と言ったら他の人も“それにしようと言う”。しかしドイツなどの国は皆一人一人が違った意見を出すらしい。
個人の自立も大切だ。集団にあまり頼らず自分の力で何とかする。自分自身のポリシー、ルールにしたがって意見を支持する。個人の自立ということはとてもむずかしくものです。たまに他人の意見を否定し自分の考えを変えない。こういう考えの人は将来のことをきちと自分自身で考えられる。例えば、今月の目標をクラスで決める時みんなのいう意見に流されず、自分の意見を強く主張するのも大事なことだと思う。
しかし行動するためには、「多くのことに無知でなければならない」という名言のように自分の意見をうまく主張し、他人を納得させて同感になる事が一番大切だと思う。友達を大切にしながら、自分自身で何とかすること。
講評 siori
ツアーの団体客を見ても日本人は特徴がとらえやすいと言われています。集団で旗について歩く様子は、カルガモ親子のようにこっけいに映るのかもしれないですね。
集団と自立について、意見をまとめました。
「友達を大切にしながら、自分自身で何とかすること」、なるほど。うまくバランスを取ることが時と場合において必要だといえるでしょう。
★です、ますが、混ざっています。清書の時は直しましょう。
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