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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おりめけじめ   ジョニー

 二十年ほど前から、人間は自らを飼育し、自己家畜化している。人は社会システムに参加することによって、社会的に食物を供給されている。現代は、その家畜化がペット化にまで進んでいる。僕は、ときには社会のシステムからはずれて自由に生活することもよいと思う。その理由は二つある。
 一つ目の理由は、ときには気ままな生活をするとストレスを解消できるからだ。人間は心の糸をぴんと張ったままでは、いつか心の糸は切れてしまう。僕は、学校や部活、塾、スイミングスクールとスケジュールに追われている生活を続けると、ストレスが段々たまり、嫌になってくることがある。そのような日常生活の中で、あと少しで日曜日だと思うと、気持ちが少し楽になる。そして日曜日は、平日のスケジュールから逃れて、山や川に出かけたりして楽しく過ごすことで、ストレスを解消する日となっている。
 二つ目の理由は、自分自身を取り戻す時間ができるからだ。コンクリートジャングルの中で暮らしている僕は、山や川へ行くことで、自分の心に潤いを与えることができる。そもそも人間も動物の仲間であり、自然は人間にとって本来の姿を取り戻す為に必要で大切なものである。自然の中に身を置いた時、人は自分自身を見つめなおし、正しい道を選ぶことができるのだと思う。このように、毎日がスケジュールに追われた生活をしていると、自分を見つめなおす時間を持つことガなかなか出来ないので、自由な時間はあったほうがいいと思う。
 確かに、日々の生活の中で、自分がその日にやる目標を決めたり、決めたことを毎日続けるというように、自分で時間を管理する事は大切だと思うが、時には、ストレスからの開放や自分を取り戻す為に、スケジュールから逃れて自由に過ごす時間は必要である。僕も、自分で決めたことをやり終えないと、気持ちがもやもやする。そのやるべきことをやり終わった時、始めて気持ちも自由になり読書やゲームなど自分の好きなことを心おきなくする気になる。「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるように、勉強するときは勉強する、遊ぶときは遊ぶというおりめけじめをつけるといいと思う。

   講評   inoko

 ジョニー君、こんにちは。「おりめけじめ」忙しさに流されてしまいがちな私たちが心がけなければならないことですね。


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