国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自信   いほと

 自分が誰かということがよく分らなくなる時、自分の中に本当に自分だけのもの、独自のものがあるのかどうか確信が持てなくなる時、僕らは自分になじみのないもの、異質なもの、それにちょっとでも接触する事をすごく怖がる。僕らは自分の存在を自分という閉じられた領域の中に確認する事は出来ない。自分の存在が他人にとってわずかでも意味があること、その事を感じられる限り、人は自分を見失わないでいられる。僕は、人間を否定的に見るのではなく、自分に自信を持つ事が大切だと思う。
 理由は二つある。一つ目は、自分に自信がないと、何事にも消極的になってしまうからだ。例えば、運動会で、生徒代表のあいさつをするとする。しかし、自信がなければ、おそらく本番の時に、かみかみになってしまうだろう。自信を持っていれば胸をはり、しっかりと詰まらずに読めるだろう。自信を持つ事により、どんな事も出来るようになるのではないだろうか。また、自分から積極的に、いろいろなことにチャレンジできるのではないだろうか。
 二つ目は、自信がなければ、最後まで物事をやり遂げる事はできないからだ。例えば、美術などで、ポスターを作る時。一度でも、失敗すると、やはり「もうだめだ。」と言うような気持になってしまうと失敗するのが嫌で最後まで出来ない。しかし、自信を持っていれば少しの失敗ではくじけずに困難を乗り越え、最後までやり遂げる事が出来るのである。
 確かに、自信を持ちすぎると自信過剰になってしまうかもしれない。しかし、「他人から尊重される為には、まず自分で自分を尊重できなければならない。」という名言があるように、自分に自信を持ち、尊重することにより、他人を尊重でき、いい関係が作れるのではないだろうか。

   講評   mako


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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