国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   このところ日本では園芸が(清書)   セコイア

 このところ日本では園芸が大はやりである。しかし、花木や草花の名称が大変な勢いで外来語に置き換えられている。旧来の日本の花の名は美しくまた優雅なものがほとんどであるのに、なぜ名を換えなくてはならないのか。その難しい英語名を日本人が外来語として取り入れても、一度や二度聞いただけでは覚えられないのだ。もちろん絶えず新しさを求め続ける日本人の積極性は評価すべきである。しかし、このような行き過ぎた外来語の流行はやめてほしい。私は、このような表面的なことを新しくすることだけに偏ってはならないと思う。私は自分自身の内部にある人間性を育てながら生きていきたい。(生き方の主題)
 その方法としては第一に、外見だけにとらわれることに価値を置かないことだ。例えば、女の人なら、お化粧(make up)や高いアクセサリーを買うためなどに何時間も時間を費やさないことだ。また、誰々がこれを持っているから
「自分も買わないと。」
と言って、買う人もいる。つまり流行だ。しかし、わざわざ人の真似をする必要はないだろう。それの代わりに、自分の内部を良くすることだ。自分の行い、能力などで人が持っていないものや他の人には出来ないものを大切にした方が良い。もし何かを自慢したいなら、そういうものこそする価値があるのではないか。ただ自分の持ち物では他の人に自慢できない。もちろん、私はしないが。(笑)
 また第二の方法としては、学校などでも一人一人の個性を育てることに重点を置くことだ。例えば、Aさんは数学が得意だとしよう。学校では、数学以外にも国語・理科・英語・世界史や日本史などの科目がいろいろある。しかし、Aさんの持っている数学に対する才能を伸ばすには、違う人と同じ教育をするのでは意味がない。数学の勉強を優先しもっとたくさんさせ、どんどん進ませることである。そうすれば、その才能・能力はレベルアップし、Aさんの人生にも大変役立つだろう。だから、私は個性を伸ばせるような仕組みがたくさん出来て、その仕組の中で多くの人が勉強出来るようになるのを望んでいる。私自身もそのような仕組の中で勉強をしたい。
 確かに、中身以外にも外見を気にすることもある程度は必要である。私は、中身が良ければ、外見はどうなってもいいと言っているのではない。しかし、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という名言もある。2月3週の長文にはこう書かれている。「欧米の方ばかりに目を向け、すべての価値判断をあずけて己を空しくしている日本。しかし、その欧米の文化自身が壁にぶつかって、存在感を絶望的に失いつつある。」私は、ここに書かれている日本はある意味で、人間の中身と似ていると思う。欧米が外見である。外見の方ばかりに気を取られている。そしてもし外見:お金などがなくなり高い物などが買えなくなったら、自分の中身つまり才能や能力で勝負をしていかなければならない。だから、外見よりも内面あるいは中身を大切にしないといけないのだ。私は、常に自分の内部を成長させながら生きていきたい。

   講評   unagi


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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