国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   『カプセル』を・ポイ!d(・∀・)b   エヴァ001

 ぼくの学校の教頭先生の話である。
 その先生が、ある国に旅行に行った。その国での移動には、良くその国のバスを利用したそうだ。そのバスの中で、知らない人と座ったそうだ。教頭先生は、
「とんとん」
と、その人を軽く手で押した。そして、その人に『あっちむいてほい』の、ルールの説明を始めたのである。無論、言葉など通じない。しかし、ルールならジェスチャーでいくらでも伝えられる。右を指さし、そして顔も右に向ける。そこで、手で×(ばつ)をつくり、見せる。上、下、右も同じようにする。次は逆。この×が○になるようなジェスチャーをする。これで、大まかなルールは伝わったらしい。そのバスの中で、とても楽しく遊んだそうだ。もしもこの先生が、皮膜の強い「文化的カプセル」を持っている人だったら、絶対にこんなことなどできなかっただろう。このはなしを、おもしろおかしく話してくれた。 クラスがえなどしたこともなく、いつも一つのクラスだったぼくにとって、「クラスがえの不安というものは、わからない。しかし、なぜ「不安」を感じるのか?クラスがえをすると、当然の事ながら、自分のまわりは、知らない人ばかりになる。だから、
「いしょにトイレいこ〜」
「うん、いいよ。さっきさんかいいってきた けれど。」
と、このようなことがおきるわけである。つまり、自分から、新しい世界に飛び込んでいくことをしようとしない、嫌う習性があるのだ。
 その点アメリカなどの人は、自分から新しい世界に飛び込んでいくということをする。
教室のことから視界をひろげると、他国の文化を取り入れるということがある。その一つとして、たたみがある。アメリカでは、日本と違い、カーペットのように使われるたたみ。保温の効果がある上に、通気性も良いから、他国で人気がある。他国での生産も少しはあるという話を聞いた事はある。しかし、これも日本の特産物である。また、武術の面でも、空手や柔術なんかも外国でよく見る。テレビの大相撲でも、外国人の選手は、よく見る。 日本人の「カプセル」とは、それをなくせば、外とのつながりを持てるものである。

   講評   takeko

いい清書になりました。絵のくふうがすごい!ところで、「じゃんけん」って東アジアだけの文化らしいですよ。


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