創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自己家畜化   スーランスラけい

自己家畜化。この言葉は何の意味があるのだろう??それは、自分の生活の時間を守るなど、自己管理することだ。この言葉は「私は二十年ほど前から」という長文を読んで、僕が気になった言葉だ。
 長文の内容は、次の段落がまとめている。
「人間は自らに自らで飼育し、馴化している。自己飼育、自己馴化である。人類学の教科書には、こうした説明が載せられているものがある。一般には、これを否定的で比喩的にしかとらえられない。誰も自ら好んで飼育され、ならされていくことなどないと感ずるからである。だが、私がこれにこだわったのは、ここで言う自己とは個々の人間の行為の上での自己ではなく、ものごとの自己発展の上で自己である。人間というもののあり方が、自ら飼育していくという意味である。では飼育というのをどう考えるのかと問われれば、人類学上の定期はともかくも、動物にとって食物を供給されることから始まる。動物が生きることは、まず生態学的・生物学的に食物をとることに尽きる。動物の生活すべては、食物をとることが中心に営まれている。その成果にもとずいて繁殖がなされる。」だ。僕は自分を自己家畜化ができている方だと思う。
僕の場合、一つ目の理由として、だらけない生活を送る事を意識して、自己家畜化をすることである。例えれば、自己家畜化できなければ、自分を飼育できないという事になり、自分の欲望や、切望などのものをコントロールできなくなるのだ。こういうことなどが多くなってくると、多分、その人たちは、自分を管理できなくなり、怠惰になり、適当に全てをやる事になるだろう。僕のまわりにもそういう人がいる。その人をA君と呼ぼう。A君は夏休み中、自己家畜化が出来ず、好きな時に起き、好きな時に食べ、その上、好きな時に遊び、嫌いなを勉強せずに寝たという生活を送っていたらしい。そんなA君の夏休み明けの結果は遅刻が物語っているかもしれない。勉強をしなかったせいか、夏休み明けのテストは低い点数をとるはめになってしまったのだ。これは、自分の体や頭の自己管理、自己家畜化していないからかもしれない。これらが理由なのだ。
 そんな自己家畜化に僕は名言をつくってみてのである。
「自己家畜化
しなきゃ、だらけが
増えてしまう。」だ。
 自己家畜化はいい事ばかりだけではない。自己家畜化を完璧にした人は、多分、自分を飼育しすぎてしまうかもしれない。自分を飼育しすぎる事で、心までも自分の意志が強くなり過ぎて、自分の意志が曲げられなくなり、融通がきかず、人に意見が聞けないという結果になるかもしれない。これが自己家畜化の良くないことだ。
 僕はこの作文を書いたからこそ、自分を自己家畜化し、もっと良い人間になりたいと思っているのである。

   講評   isimi

 とてもよく出来ました。「自己家畜化」に関わらず、何でもほどほどが良いということですね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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