創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ケンカは良いもの   まーたん

つい最近、私は友達とケンカをしてしまった。その、ケンカの理由はとても些細な事だった。それは三人グループで仲良くしていたのだが二人が仲良くなりすぎてしまってもう一人の子が一人ぼっちになってしまったのだ。そしてそこから無視することが始まり、ケンカになってしまったのだ。私はつくづく三人で仲良くすることは難しいな、と思う。それは二人組などをつくる時、必ず一人余ってしまうし、二人で仲良くする事がなかなかできないからだ。三人で仲が良いとケンカをすることもたくさんあるのだ。だが私は世間では「ケンカは良くないものだ。」と言う人も多いが、たまには「ケンカも良い。」と思う。(是非の主題)
 なぜかというと、第一の理由に、ケンカをすることでお互いの事が良く分かり合えるようになるからだ。また、ケンカをすることで、もっと仲良くなる事もできるのだ。先に述べたように、私は友達とケンカをしてしまった。だが、仲直りする事ができた。仲直りをした後は、前より更に友情が深まったような気がした。友達がどのような事を考えているか、よく分かった。お互いの気持ちを知ることができてからこそ、真の友情は結ばれていくのである。(複数の理由一)
 第二の理由にけんかをするぐらいの気持ちがないと自分らしさを守っていけないからだ。自分らしさ、そう個性のことを示したデータ実例を挙げてみよう。例えば、十代女性のストレス解消。「一位…カラオケ・二位…食べる!!・三位…長電話」となっている。これは一人一人の個性の現れだと思う。例えば、クラスで機を作る時。
「やっぱり旗の色は青だよね。」
と友達に言われたけれど、自分は絶対にオレンジが良いと思っていた時。そのまま友達に流されてしまったら、自分らしさがわからない。自分が思ったことを素直に言ってケンカになってしまったら…それはしょうがないと思う。確かに譲る事も必要だけれど、自分の思った事を言葉で表現しなければ相手には伝わらない。ケンカはある意味での自分を表現しているのだ。(複数の理由二)(データ実例・長文実例)
 確かに、ケンカをして、相手の心を深く傷つけてしまったり、また、暴力を振るい相手の身体を傷つけてしまうケンカは良くないと思う。だが、「一人の敵も持たないものは一人の友も持たない」と言う名言があるように、ケンカというものは、友達を作る上でも必要なものなのだ。また、ケンカをして仲直りをしないのはいけない事だ。なぜかというと、仲直りをしなければ先に書いたような、更に友情が深まる事もできない。特になるようなことが一つもない。だから、ケンカは別にしても良いけれどその変わり、「仲直り」をしなければならないのだ。そのことを決して忘れてはいけない!ということを大切にしていけたら良いな、と私は思う。(反対意見への理解)(名言の引用)(是非の主題

   講評   kira

 まーたん、こんにちは。中学生になって、新しい友達もできて、うれしいときもあれば、腹が立つこともあるでしょう。ちょうど自分らしさがはっきりしてくる年代だから、意見の衝突があって当たり前です。そこを「クラス仲よく」「みんな平等」ということで一様に押さえつけるのは考えものですね。
 ケンカは自己表現です。相手を配慮しながら、自分の意見をアピールできる力はぜひ身に付けたいですね。意見をたたかわせながら、相手のこともより深く理解して、友情へと高めていけるのは理想的です。
 いい子にばかりしていると、自分を押し殺して息がつまるかもしれません。子供にストレスなんて悲しい話ですが、カラオケなどの明るいストレス解消ができる子は、明るいケンカもじょうずかもしれませんね。
 自分の頭で考えて、真剣に行動しようとするならば、ケンカもまたプラスに作用するはずです。大いに意見を出し合おう。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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