低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
近隣という存在 R
私たちは近隣同士、共同体内で相互の理解を深め問題解決していくべきだ。そのためには、普段からコミュニケーションを深めて話し合える環境を作っておくのもよいだろう。現実に、現代の日本の特徴として隣人の名前も知らないというほどであるのだ。それは昔の日本では考えられないことである。昔の日本は話し合いの場を持つ以前に、生活を共有して助け合いの場をもたらしていた。けれども現代の日本に生活を共有しろとはもはや不可能なことなのかもしれない。しかし、日常生活の中でささやかにあいさつをしたりと会話の場を作る努力は進んでするべきである。そうしていったほうが自分の日常も楽しくなるに違いない。
今、世の中ではささいなところからも差異が生じている。そのささいなところというのが近隣間なのかもしれない。昔の日本と同様、近隣というのは気づいていなくても日々互いに迷惑をかけ、互いに遠慮しあい、互いに間接的に助け合っている仲なのである。そんな間柄を白黒には分けても意味がない。もっと穏やかにいくべきなのではないか。
私たちは、人間関係のもめ事についてはお互いの理解を深め共同体のルールを作っていくような方向で、話し合いで解決する努力をしていくべきだ。簡単に仲良くなれる仲なのだから法に頼っては自分自身人間として成長できない。近隣とは、法によって定められるものではなく相互の助け合いの心によって成り立つものである。
講評 mako
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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