低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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学校で見つけたすてきな秋 マアリン
夏に育てたゴーヤの観察で、理科の時間に外に出たとき、私の友達が、カマキリとバッタをつかまえてきました。ゴーヤの観察をしていると、赤とんぼがとんでいました。友達が見つけたカマキリとバッタは、茶色でした。大きさは私の手ぐらいの大きな虫でした。
虫以外にも体育館のうらにすすきがありました。ほかには、かきの木にかきがなっていました。虫やすすきやかきの木は秋だけど、桜の木はまだ緑の葉っぱなので、まるでそこだけが夏のふうけいです。なんとなくけしきが合わないなぁと思いました。
もう秋でしたから、風がほんの少しだけふいて、寒いと感じたけれど、天気がものすごく良いときはものすごく暑いです。他の時間でも良く秋を感じることがあります。たとえば、体育の時間の時に外に出ていると少しだけ黄色い葉っぱが落ちていたりしています。中で勉強しているときは教室の中に虫が入ってきたりしたことが何回かあります。みんなが中休みに外で遊んで帰って来ると
「暑い、暑い」
と、言いながら帰って来る人がいっぱいいます。
私は、少しだけ秋という感じがなんともいいあらわせないような気が心の中で感じます。また時間があったら学校で、遊びながら秋をいっぱい探したいと思いました。
講評 yuta
新しい項目を確認していきます。インターネットで送る場合は必ず各項目のキーワードを本文中に入れるようにしてください。機械が自動採点します。
●たとえ:『まるでそこだけが夏のふうけい』。秋の風景に夏の名残(なごり)が、ちょっぴりさみしさを感じさせる季節ですね、
●前の話・聞いた話:第3段落で展開できましたね。ここでは「前にこんなことがあった」という話や「他に人に聞いた話」が書けるといいですよ。キーワードは「前」「聞」「調べ」です。
●です・ます:『……夏のふうけいです』『……ものすごく暑いです』など、“〜です”“〜ます”の文を入れられましたね。
●心の中で思ったこと:『少しだけ秋という感じがなんともいいあらわせないような気が心の中で感じます』。ちょっと中途半端な季節感をよく感じ取って表現できましたね。
●動作情景の結び:さらに最後に景色や動作が目にうかぶような一文をくわえて、余韻(よいん)を残してみてください。「手から飛び出したバッタは、少し茶色くなった草むらにはねていきました」などというようにね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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