創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   パチンッ!   グルミン

 「わあっ。おしいー!!」
私は、よく、こう言ってしまう。おはじきをしているのだ。一つのおはじきに、先に自分のおはじきを当てた人が勝ちというルールで、クラスの三人でやっている。一人はすごく上手くて、私ともう一人もだんだん当たるようになってきた。この遊びが意外とおもしろくて、私は好きだ。もともとは、理科のおもりのしょうとつの勉強の時に少しやって、私達の間で流行っている。外で遊ばない日にやるのだが、いつの間にか夢中でやってしまうのだ。
 前は図工室で、図工の休み時間にやった。その時は白熱していて、おはじきが割れてしまうこともあった。おはじきがおはじきに当たった時の、「パチンッ!」という音はいい音で、うれしくなる。私は、三回に一度は当たるので、おもしろくなってきた。まるでプロにでもなったような気分だった。おはじきは、少し形も関係しているし、きれいなもようがいいから、選ぶ時もみんな取り合いになることがあった。しかし、上手か下手かがほとんどで、上手だとあきてしまうことも多い。それに、少人数なら楽しいが、多人数だとあまりおもしろくないし、あわててしまう。おはじきは、せまい所でもできることはできる。しかし机の上とかだったら、おはじきの間を通していって、ある場所についたら勝ちとかいう方が、楽しいと思う。机だったら、落ちてしまうことがあるから、いろいろな遊びができる。落ちたら負けというふうにすると、難しくなる。
 私は外遊びも好きなので、前までは一輪車をしていた。一輪車から落ちたら負けという、簡単なルールだが、みんな、止まったり追いかけたりして、相手を落とそうとする。それが楽しくて、毎日していた。今も、毎日ではないが、する。その遊びは、一輪車が上達するのに役立つ。私もそれで止まったりバックしたりできるようになった。
 いろいろな遊びがあって、みんな好みもちがうが、何をしても好きだったら真けんになることができる。白熱した時はすごく楽しい。これからも、自分に合った、楽しい遊びを見つけていきたい。

   講評   hoemi

 グルミンさん、こんにちは♪ 新学期初めての作文、よく書けていたよ。新しい項目にも練習を重ねて慣れていこうね。
【構成】 おはじきに夢中になっている場面からの書き出し、うまく工夫できているね。この書き出しに対応した結びになるように少し手を加えてみよう。例えば、・・・今日もおはじきの「パチンッ! 」という音が教室に響いている。などとしてみよう。
【題材】 初めて挑戦した「前の話」は、よく書けているね。作文の内容を盛り上げるための練習だよ。気持ちや会話などをうまく混ぜることで、より臨場感が出てくるね。少しずつ内容を工夫していけるように練習を続けていこうね。
【表現】 おはじきが段々上達して面白くなってきたこと、少し得意げにおはじきをはじく様子が伝わってくるたとえだね。上手だよ。
【主題】 人それぞれ好きな遊びは異なるけれど、共通なのはその遊びに夢中になれることだね。また、遊びを通して私たちが得られるものは、大きいよね。よくまとめられているよ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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