国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   喧嘩は悪くないこと・・・   おせも

私は、しょっちゅう姉弟喧嘩をする。どちらかがちょっかいをしてきてそれから喧嘩が始まる。だが私が笑わせたりして喧嘩は終わる。喧嘩をした夜は二人一緒に寝る。私は喧嘩はそんなに悪くないと思う。
その理由は二つある。まず一つ目の理由は、喧嘩をするともっと仲が良くなるということだ。私はついこの前、親友と喧嘩をしてしまった。その時はハチ公の話をしていた。私はハチ公発音を間違ってしまった。
「ハチ公の発音間違ってる。」
「あーもうもうどうでもいいや。」
「どうでも良くないし。」
「なんだよ知らないくせに。」
「知ってます。バカにしないで。」
「人のことバカにするくせになんだよ。」
「うるさい。」
「あんたがうるさい。」
「ふん。」
ってかんじで喧嘩してしまった。今思うとどうでも良いことで喧嘩してしまったと思う。仲直りしようと学校に行ったが何もなかったように話しかけてきて、仲直りし、前より仲良くなった。
第二の理由は、喧嘩した後お互いが素直になれるということだ。AさんとBさんが喧嘩をしたとしよう。だが、二人の喧嘩は次の日には終わっていた。Aさんの方から「私が悪かった。ごめん。私、もっと素直になるよ。」
と誤ってきた。Bさんは
「私こそごめんね。お互いが素直になる必要があったんだね。」
「うん。」
二人は素直になることを知ったのである。
確かに喧嘩をするのは悪いことかもしれない。だが、「存在するのもには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」という名言があるように、喧嘩には何か理由がある。言われて嫌なこと、やってほしくないこと、などをされ、それから喧嘩になると思う。いままで喧嘩を我慢してきた人もいると思う。私もそうだ。第一の理由で言ったことはもう我慢の限界だったからあんな言葉が出たんだと思う。ためてためて後に爆発した。後に爆発するより私は、思いっきり歌ったほうが良いと思う。そして寝る。そうすれば昨日の事なんてどうでも良くなる。だから喧嘩は悪くないことだと思う。

   講評   kako

こんにちは、おせもちゃん。
★主題:是非の主題、反対意見への理解が書けましたね。喧嘩をするのは悪いことと思ったのは、どうしてかな。
★構成:理由を二つ挙げることができています。喧嘩を通してお互いがより近づくことができる、また、お互いに素直になることができる、二つともその通りだと思います。では、なぜ、より仲良くなれるのでしょう。素直になることを覚えたのでしょうね。
★題材:体験実例の中で、「ハチ公の発音」というのがありますが、これはどういうことなのかな。読む人がわかるように説明を少し添えるとよいですね。また、仲直りできた心の変化を振り返って書いてみるとよいでしょう。第三段落には、データ実例あるいは長文実例を書いてみましょう。素直になるということに焦点を当てるのであれば、データ集の中にある「人間関係における意識調査(読売新聞 2004年)」などを使えそうですね。
★表現:内容に合った名言を引用することができましたね。喧嘩両成敗という言葉がありますが、喧嘩はどちらにも原因があり、両方が悪いのです。お互いにそれを認めて素直に謝ることが大事ですね。



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