国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   木に登ったこと   うせさ

 私は六月の上旬に姉が「KIWANIS」のピアノコンクールで「プリンス・ジョージ」という町まで行ったので、私達家族もそこへ行きました。「KIWANIS」というのは、私の住んでいるブリティッシュ・コロンビア州の音楽コンクールの名前です。プリンス・ジョージは、私達が住んでいるバンクーバーから、車で北に10時間くらい上がっていったところにある町です。私達は、姉がピアノの練習をしている間、ものすごくつまらなかったので、お母さんとお父さんと近くの公園に行きました。私達が行った公園は川のそばにあって、綿の木がいっぱいあって、綿が雪のように舞っていてそれはそれはきれいでした。
 私はそこで、大きな木を見つけたので木登りをすることにしました。私が選んだ木はものすごく高くて私よりも私のお父さんよりも高くて、天までとどきそうでした。その木は下の方からでこぼこがあり、足をひっかけることができ、ものすごく登りやすい木でした。私がだいたい四分の一くらい登り終わった後、目の前にものすごく広い景色が見えました。山や川、そしてプリンス・ジョージの町も見えました。私は、(わー、すごいなぁー、カナダって大きいなぁー)と改めて思いました。その後、私は木から下りられなくなったので、お父さんが足の置き場を教えてくれて、少しずつ下りることができました。
 私は、前にも木登りをしたことがありました。一番はじめに木登りをしたのは、私が沖縄に住んでいた時で、多分、六才か七才くらいの時でした。私は当時、「セミナー塾」という塾に通っており、その日はたまたま遠足で運動公園に行きました。私はその時に木に登りたくなったけれど、まだ小さかったので登り方がいまいちよくわからず、先生に手伝ってもらい、木に登ることができました。その時は木に登れたことの喜びが大きくて、景色を見たことは覚えていません。
 私はカナダに来て、たくさんの木に登りました。セントラルパークのリスが大好きなまつぼっくりのなる木、本物のクリスマスツリーのモミの木、そして隣の家のさくらんぼがたくさんなる桜の木、これからもたくさんの木に登ってみたいです。

   講評   hutu

木に登って降りられなくなったことをくわしく書くと課題の「どきどきしたこと」に合う作文を書くこともできそうです。
<前の話聞いた話> 木登りが大すきなのですね。いくら教えてもらっても、落ちたらどうしようとか降りられなかったら困るなどいろいろ考えて尻込みするのではないところがすごいなと思います。初めて登ったときのことと最近登ったときのこと、智咲さんの感じ方が対照的に書かれているのが良いです。

<たとえ> 「綿が雪のように舞っていてそれはきれいでした。」
すてきな風景ですね。少し鼻がむずむずしそうですが(笑)。
<心の中で思ったこと> いろいろな木に登っていますね。どうして木登りが好きなのでしょう?木登りをしたときのことを書くだけでなく、好きな理由を書き込むといいですよ。
<動作情景の結び> 作文の最後を情景で結んでみましょう。
(例) 私はカナダに来てたくさんの木に登りました。〜(中略)〜たくさんなる桜の木、どの木も青い空が近くにやってきます。




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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