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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   広い砂漠の中で「かんせーい」と、叫んだ。   オカピー

 「かんせーい!!!」と、私は広い砂漠の中で大声をはりあげた。(書き出しの工夫)私がよくした遊びは、砂場でのゴルフ場作りだ。その遊びをしていたのは、四年生の頃だ。兄と父がある公園でキャッチボールをしている隣で作っていた。ゴルフ場とは言っても、迷路のような物で、そのままボールを打って何回打ってゴールにたどり着けるのかを競う物だ。穴を掘って掘って掘りまくり思い切り打っても飛び出さないところまで掘った。キャッチボールをしてから汗だらだらの兄に最後挑戦してもらうのが何よりも楽しい。そして、この日も頑張って作っていた。まずは、まっすぐに掘る。これだけでも猫の手も借りたい(たとえ)ほど大変なのに、又一つハードルが高いくねくねと曲がった道を作ってみる。そんな事を繰り返していく。そして大声をまるでゾウのように(たとえ)はりあげ、「できたー!!!」と叫ぶ。「どれどれ」と、いつものように汗だくの兄が寄って来る。わたしがよくした遊び。(書き出しの結び)あの時の兄のにこにこ顔が思い浮かぶ。
 私は、四年生の時昔の遊びについて調べた。昔とは言っても、私の母の時代ではなく、私の祖父の時の時代だ。女の子の遊びは、おてだま、おはじき、おままごとなどなど。男の子の遊びは、チャンバラごっこ、めんこ、などを主にやっていたらしい。女の子の遊びの「おままごと」は今とはちがって外でやったそうだ。男の子の遊びでは、「チャンバラごっこ」が一番私にとって印象的だった。なぜなら、今はそのような攻撃的な遊びはしないからだ。昔は、大勢でやる遊びの方が多かったことが分かった。(調べた事)
 母が好きだった遊びを聞いてみた。すると「ゴム飛びかなあ」とのこと。ゴム飛びとは、輪ゴムで作った縄を飛び越えることをいうそうだ。始めは、ひざくらいか始まり、次は腰、脇、肩、耳、頭そしてばんざい。つまり、だんだんと縄の高さが高くなるのだ。母は、色々な高度な技を駆使して飛んだと自慢げに言っているが真相のほどは藪の中......。(調べた事)
 私は、時代が変わって行くにつれて色々な遊びが生み出されるのが分かった。(わかったこと)今は、ドッチボールやバスケなどが中心に遊び、昔のチャンバラごっごなどの存在が薄くなっているからだ。それでも遊びというのは、どういう時代でも子供達にわくわくした気持ちを与えてくれるものだと思う。

   講評   kei

 私が子どもだった頃、そう言えば外で「おままごと」をしたな、と懐かしく思い出しました。ワクワクしたなぁ。誰にでもあった子ども時代。必ずあったワクワクする時間。いつの時代も、遊びは子どもの心を躍らせてくれますね。
●書き出しの工夫/うれしそうですね!!
●書き出しの結び/「書き出しの工夫」と混乱してしまったかな?「書き出し」で使ったキーワードで、結ぶ工夫です。今回の作品であれば、例えば結びの部分に「『かんせーい!!』私のどんな時代にも、この言葉が響いてれば、うれしいと思う。」など。
●前の話、聞いた話/お母さんの子どもの頃、お父さんの子どもの頃、自分の遊びなどいろいろ比較する時代の題材を取材できて、良かったですね。
●ことわざの引用、たとえ/これもうまい!ネコの手はいつも借りたいね!!!
●わかったこと/子どもにとって、遊びは仕事だということがわかりますね。
●常体で、ていねいに書けました。手書きでも、これ以上に書けますね、きっと。




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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