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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   情報の使い道   悟空

何でもよく知っていて、次から次へと、どんな問題についても、よく話をする人がいる。知恵があるかないかは、いつに、ものを自分の頭でじっくりと考えているかいないか、の違いではないかと思う。最近の世相を評するのによく使われるのは、いわゆるマニュアル文化ということばである。
 ぼくは、情報を集めることはいいことだと思う。(複数の意見一)日頃、テレビや新聞インターネットなどで情報を見ている。ぼくは、分からないことがあると、インターネットを使って調べる。早いし、分かりやすいという利点がある。学校で、友達と話す話題も情報である。昨日のテレビ、ゲームの攻略、うわさすべてが情報だ。特に昨日のテレビなどは、女子の大きな話題でもある。世間話も情報になる。情報とは、とても身近なところにあり、すぐ見つかるところにあるものだ。
 ぼくは、自分で考え知恵を見につけることもいいことだと思う。(複数の意見二)まだ、情報がないゲームの攻略は、自ら考えなければ答えは、出てこない。こんなことがある。自分で考えてつかむ知恵は、かならず情報がないときだと思う。「一休さん」は、なにも情報がないから、自分で考えて、新たな知恵を作ってきた。(昔話の実例・長文実例)
 情報を集めることもいい、自分で考え知恵をつけるのもいいしかし、「辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。」ということわざがあるように、いくら知識を覚えても、これからに生かしていかなけらば意味がないということだ。(総合化の主題)・(名言の引用)

   講評   hota

 今週も、提出が早かったですね。「予習をする」「しっかり聞く」「すぐに書く」この3つは、基本ですが継続がなかなか難しいのです。これをやり続けている悟空くんは、本当に感心です。

 要約は、簡潔でいいですが、もう一息、原文の「情報」「知識」「知恵」という3つのキーワードを生かせるとさらによかったかな。悟空くんの1文目のあとに、「しかしそれはただの「情報」で「知識」でなかったりする。」と言葉を補うと、次の「知恵」の分につながりやすくなるね。そうしておいて、最後に「さきに述べた「情報」と「知識」と「知恵」の三つに即して言えば、先生が教室の中で話したことの中で子
どもが成人した後もいつまでも覚えているのは、たいてい「知恵」
のことばである。」を入れておくとカンペキでしょう。

 複数の意見と実例はよいね。「体験実例」も、最近はなかなかよいものが入るようになってきたね。「昔話実例」も、入れ方がうまくなってきました。

 「名言の引用」もOKです。(「ことわざ」ではないよ。)総合化は、できれば「本当に大切なのは、……である。」という書き方にしてくださいね。

 字数の分、総合評価が○ですが、全体にはなかなかよくまとまっていました! 読書も頑張っているね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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