国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   子どものころ、わたしの感想文   みのりん

 それは、あるイギリス人の書いた本から訳したものだということで、「ノー」ということばは、ときとしてたいへん言いにくいことばであるが、言いにくいからといって、言うべきに、言わないでいると、相手に思いもよらない迷惑をかけることがある、というものであった。
ことに、忘れてはならないだいじな用事を忘れたときなど、「忘れました。」は、いっそう言いにくいことばになって、なぜ忘れたという言いわけのほうが、それよりもさきに口をついて出てくる。
また、人間としての真実があらわれるとき、言いにくいことばも征服される。
私は、このはなしを読んで「ああ・・。本当にそうだな」と、納得しました。私も教科書を忘れたときなど、先生に「忘れました。」と、言うのも言いにくいし隣の席の友達に「教科書忘れたから見せて。」と、頼むのもとても言いにくいです。相手に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだし、自分の過ちを悔やみます。
私のクラスの皆も、正直に言えない子がたくさんいます。私のクラスには科学クラブの子がいっぱいいます。そのクラブで「塩の結晶」を、作ろうという企画になったそうで、クラブの子は牛乳パックの中に塩と何かを混ぜたものをいれて、そのパックを私達のクラスの後ろにある棚の上に五、六個置いていました。その棚には皆のめあてが飾られていて、ある日風で塩の結晶が」はいっている牛乳パックが一個倒れてしまいました。そして、○○のめあてに「べちゃっ」と、かかってしまいました。その牛乳パックは、いづのでした。いづは○○に「ごめんね、ごめんね。」と、何回もあやまっていたのですが、○○は「ごめんで済めば、警察はいらねーんだよ!!!」と、怒ってしまったのです。いづは、泣いてしまいました。先生は、○○を廊下に呼んで○○に「○○!いづもあやまっていたでしょ。いづのこと、許してあげてね。そうしたら、先生がいづに人の振り見てわが振り直せって言っとくから。」と、言いました。○○は、「仕方ねーなァ。」と、言いました。その日の休み時間にいづが「○○ってああいうところがいいなあ・・・。」と、言っていました。
私は、本当にあやまることやお礼をすることは本当に大切なんだと、分かった。私も何かを忘れたらあやまって、嬉しいことをしてくれたらお礼を言うと、いうきほんを忘れずに心がけていきたいと心から思いました。

   講評   miri

 たいへんよくできました。体験実例がばっちりですね。内容もさることながら、表現が適切です。読書の効果かな?
 字数もどんどん伸びていますね。この調子でがんばりましょう。
                       

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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