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　　　自分の事は、自分で　　　ブルーのインコ

「ねえ、このレゴ、誕生日だから買って。」
とぼくは言いました。ぼくは、ビックカメラで誕生日プレゼントを選んでいるところでした。お父さんは、
「誕生日だからいいよ。」
と気軽に言いました。そして、レジに行って、お金を払いました。お父さんが一万円を出しました。その時、ぼくは、よくあんなにいいよ、なんて気軽に言えるなと思いました。
　家に帰るとすぐに、レゴを作り始めました。組み立て説明書を見ると、意味がまったくわからなくて頭がおかしくなりそうでした。だけど、半日くらいしたら、やっと出来上がりました。ミレニアムファルコンは、とてもかっこよくて美しかったです。（ミレニアムファルコンとは、レゴの名前です。）
　それから一ヵ月後、突然、○○というマンションに引っ越す事になりました。ぼくは、ミレニアムファルコンが壊れないか心配でした。
　○○に行って、ミレニアムファルコンを見てみると、ぐちゃぐちゃでした。
　その哀れな姿は、まるで木っ端微塵になったコルクのようでした。それを見て、大切なものは、自分で管理するのが一番だと思いました。
　ぼくが引越し屋さんに頼んだのが悪かったんだから何も言えません。
　ぼくが二才くらいの時、積み木をやっていて、お母さんが壊すとすぐ、泣いたそうです。
　子供も大人も宝物が壊れると悲しいと思いました。
　そして、ぼくは部屋に戻りました。

　　　講評　　　wao

　ブルーのインコくん、こんにちは。今回は、「ゆるしてあげたこと」について書いてくれました。
　プレゼントを買ってもらうところから始まり、組み立てたときの苦労、引越しで壊れてしまったこと、とうまくつながっています。とてもいい流れですね。作っているときのことをもう少しくわしく説明すると、字数が増え、壊れたときの悲しさも引き立つと思います。
　イメージがわきやすい上手なたとえを入れることができています。項目はすべてきちんと入りました。どうやって結びにつなげるか、大変だったと思いますが、だんだん慣れてくるので、大丈夫です。具体的にどうしたらよいかは、作文のほうに書いておきました。