国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   好奇心のかたまり   おせも

 子供の世界は不思議に満ちている。子供は「なぜ」を連発して、大人にしかられたりする。しかし、大人にとって当たり前なことでも子供にとってはすべて「ふしぎ」であるといってもいいほどである。子供は、「ふしぎ」と思うことを親に聞きそれを親に教えてもらい自分の知識として吸収する。何かあると「お母さん。」と呼びたくなる自分の気持ちもそこに込められているのではなかろうか。私は子供が不思議に思うことは大切だと思う。
 その理由は二つある。まず一つ目は、不思議に思うことは将来に役立つということである。子供が親に「どうして電子レンジは熱いの?」
と聞いたとする。親は「う〜ん。〜だから電子レンジはあんなに熱いんだよ。」
と言えば子供はがっかりして帰っていくと思う。しかし、自分が大人になり子供から「なぜ〜なの。」
と聞かれたら、「電子レンジは頑張ってあんなに熱くなっているんだよ。」
と、
子供がわかるように説明すればいいと思う。
 第二の理由は科学的な答えで言うと子供は納得してくれないということである。たとえば子供が「どうして紙で指を切っちゃうの。」と聞かれて、「〜だから紙で指が切れるんだよ。」
と説明しても子供は納得いかずに、自分の答えに納得する。
 確かにこれからの人生、科学的で正確な答えが必要になってくる。だが、勉強嫌いが全国の高校三年生約十\万五千人の中で七割を超している。それは小さい頃から科学的に教えられてきたからだと思う。だから小さい頃は、子供が納得するような答えで言い、中高生からは、科学的な答えで良いと思う。

   講評   kako

 こんにちは、おせもちゃん。
★主題:不思議に思うことは大切であるという意見はいいですね。何事も、「なぜ」「どうして」から始まるのかもしれません。
★構成:理由が二つ書けています。不思議に思ったことが将来に役に立つ、確かにそうかもしれません。そのためには疑問に対する答えが必要になってきますね。また、子供に説明する時に現実的な回答や科学的な回答では理解ができません。子供の疑問に対して、十分理解できる答えを答える側も考えなければいけませんね。
★題材:データ実例をまとめで入れていますね。まとめでデータ実例を使うのも一つの方法ですが、第三段落の中で体験実例の代わりにデータ実例を使ってみましょう。また、第二・第三段落の実例が同じようなことが書かれていますね。第二段落の実例を、お母さんがおせもちゃん達の小さい頃にどのように説明をされたのかなどを聞いて書いてもいいですね。
★表現:名言を引用してみましょう。文章に合った名言を名言集からさがして使ってみましょう。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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