国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あなたがたはとくと考えたことが   おしゆ

 西洋では機械の働きがあまりにさかんで、手仕事の方はおとろえてしまいました。欧米の事情にくらべますと、日本ははるかにまだ手仕事に恵まれた国なのに気づきます。どんな品物も銘がない場合に、その市価が落ちるのはつねに見られる現象です。
 似た話は、体操袋や上靴袋を母に、作ってもらったことだ。母が、私のためにがんばって体操袋や上靴袋を作っていた。ミシン縫いや手で縫うのがしんどそうだった。古くなってもずーとつかっていきたい。上靴袋からバトミントンの靴入れにでも出来るかなと思った。作った人のぬくもりは作ってもらった人の一生の思い出のようだ。
 日本人は、昔ほど手仕事や手でするものはあまりしていなくて機械にまかせて仕事をしているから手仕事をもっとしたほうがいいと思った。

   講評   kako

 こんにちは、おしゆちゃん。
★構成:がんばって要約をしましたね。要約をする時、長文の文末が敬体文の場合は常体文に直して書いてみましょう。
★題材:お父さんやお母さんに、何かを作ってもらったり作ってあげたりした時のことを聞いてみましょう。作ってあげた時には、どんな気持ちで作ってあげたのでしょうね。あげた人が喜んでくれると、どういう気持ちになるのでしょう。心のこもったプレゼント、うれしいと思うプレゼントは、やはり手作りのものなのかな。
★表現:上手に「たとえ」を入れられましたね。どんな物でも、作ってくれた人の気持ちがこめられているものです。その人のあたたかさは、一生の宝物と同じですね。
★主題:「わかったこと」を書いてみましょう。機械にまかせてしまっていると感じるのはどういう時であるのか、手仕事をあまりしないと思うのはどんな時なのかを前の段落で例として少しあげておかないと、つながりがでませんね。「わかったこと」は全体を通しての感想をまとめるものですから、前に書いたこととの関連性を持たせるようにしてみましょう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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