創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   モメゴト   いほふ

私は、現代人の科学に対しての対応はよくないとおもう。第一の理由は、体力がおとろえてくるからだ。例えば私の場合、歩いたほうが運動にもなるし器械的にもいいのに自転車に乗っている人に見下ろされるのがいやで自転車にたよってしまうことがほとんどだ。そのためか、放置自転車によるトラブル、事故がよくおこる。
「そこ!なにをしている!!」
なんていう中年のおじさんの声はもう聞きなれたものだ。
 第二の理由は、みんな科学にたよるばかりにもめ事が多くおきるからだ。第一にお年寄りの態度がでかい。
「今の子どもは態度がでかい。」
と、お年寄りが満員電車で大声でしゃべっているのは隣で聞いていてもさすがに「むっ」とする。商店街などはカートや車椅子などで歩いているお年寄りプラス、放置自転車でいっぱいでじれたくて絶対にヒマな時意外は通らない。イミダスによる1998年の調査によると平均寿命の国際比較は日本が第一位で女性のほうは1996年の時点で80歳をこしているということは今はもっとのびていることはまちがいない。
第三の理由は、初めのほうにも書いたが事故が多いということだ。今の時期は、「飲酒運転」が問題になっているが三年くらい前は、車で下校時の子どもを連れ去るという事件が多かった。私の家の近所でも結構あったので登下校は地域の人も目をひからせていた。ほかにも科学が進む余りに「覚せい剤」などの問題などもある。今のミステリー小説ではほとんどが覚せい剤という言葉が出てくると思う。
 たしかに、科学はなくてはならないものではあるが「音楽は歯痛を治してはくれない。」
という言葉があるように科学は便利ではあっても人間の心を何一つやすらげてはくれないのである。

   講評   huzi

 今週も自由自在に意見を展開したね。発想力が豊かで、のびのびと書き進められるのが、いほふちゃんの持ち味。自分の考えを大切にしていきましょう。
  【理由】は、3つになったね。科学にたよることがどうしていけないのか、
 ・体力が衰えてくる
 ・もめ事が増える
 ・事故が増える
と、具体的なマイナス面を体験実例を用いて説明できています。家の近所で起こっているものごとを見て、科学が発達した結果、どんな困ったことがおきるのか、見つけられるのですね。ユーモアと観察力はさすがだなあ。
  【データ実例】の使い方、じょうずにできましたね。古いデータなのですが、「今はもっとのびているに違いない」と、古さを生かす形に直せました。
 ミステリー小説では覚せい剤がよく出てくるの? たとえばいほふちゃんの読んだ本では、どんなふうに出てきましたか。社会問題となっている科学のマイナス面を、さらに読んでみたいです。
 結びは、印象的な言葉でまとめたね。科学は便利であっても人間の心を何一つやすらげてはくれない。そこをどのように、人間の心とつなげていけるのかが、これからの課題なのでしょうね。

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