国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   笑う門には福が来る   リラックマン

「笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。自分から運を寄せ付けないでおいて「私は運が悪い」となげている人は多い。いつも暗い顔をしていれば運も逃げていく。悪口ばかり言っていても運は逃げていく。運は日常の積み重ねが幸運を呼んでくるのである。日常生活のこまごましたことを、いい加減にしておいて大きな幸運を望んでも無理である。毎日のささいな生活の連続が大きな幸運や不幸を運んでくる。幸運がほしいなら、日常のおくりもの一つにも心があることが大切である。物事を安易に考えないで、苦労ををいとわない人は、幸運の方が追いかけてくる。「あの人なら・・・」とおくられた方が信頼されるからである。こうして幸運を運んでくれる人脈はできてくる。社会性を欠いた人は、「私は運が悪い」と言う。何が原因で自分に世の中がつらくあたるのかが理解できないのである。しかし、社会性を欠いた毎日の生活の積み重ねでそうなっていくのである。人は成功や失敗の原因などはわかる。しかし、「日々の積み重ねの結果そうなった」という、かくされた部分はなかなか理解できない。人知れず苦労をしていない人はすぐに物事を幸運とか不運で片付けてしまう。しかし幸運と見えても、うまくことを運ぶにはかげでそれなりの長い長い努力や苦労がいる。「人生の消耗に絶えられる人は、幸運な人である」とカソンは言う。困難のない人生などない。これが人生の運を考える時の大前提である。(要約)
 私はこの話を読んで一番納得したのは、日常の積み重ねが幸運を呼ぶと言うことだ。努力をせずに幸運のくる人はいないと思う。努力や苦労がなければ人生つまらないと思う。
 私の学校では毎週、漢字ミニテストがある。きちんと復習している時は満点を取れるが、全く復習をしていないといい点数は取れない。まるでアリとキリギリスのように。
 当たり前の話だが、私がヴァイオリンを習っていて、練習をしているときのことだが、練習をきちんとしないとレッスンのとき全く上手にひけない。これは勉強でもほかの習い事でも一緒だ。きちんと練習していけば先生にほめられる。やはり努力なしでは幸運はやってこないのだ。
 私はこの話を読んで、人間が幸運をつかむためには努力や苦労が必要だと言うことが分かった。それでこそ人生楽しめるのだと思う。今日も笑って、福を招こうと思う。(書き出しの結び)

   講評   miri

 どこも重要に思えてしまいますが、少し要約が長いですね。全体のバランスを考えてみましょう。長文どおりでなく、自分の言葉におきかえて短くしてみましょう。
 
 書き出しの結び、たいへんよくくふうしました。
 
 似た話の用い方もぴったりですね。


                        

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