低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
科学と言うもの はっしー
私にドラえもんの面白さを教えてくれたのは一九七三年生まれの長女だった。ドラえもんの絶大な人気と言うのは、「鉄腕アトム」や「鉄人二十八号」などのヒーロー方のロボットとは違い、ドラえもんのポケットから出てくる「小道具」に対するみんなの夢である。しかし、作者の狙いは皆に夢を与えることではなく、現代人は科学を過信するあまり科学に対する基本的な姿勢を失っていると言うことを皆に教えることではないだろうかということだ。この作者の意見から、私は科学ばかりに頼っていてはいけないと思った。〈〈要約〉〉
私がこのように思う一つ目の理由は、科学が発達するにつれて何かがおかしくなっているからだ。よく意味のわからない文になってしまっているがまったくその通りなのである。今、世間一般では「カルシウム錠剤」「ビタミン剤」などがはやっているらしいが、そのようなものを飲んだために。
「今日は牛乳飲まなくてもいい」「みかん食べなくてもいい」
などとはいくはずはないのである。しかし実際この世の中ではそのようなことがおこっているのである。〈〈構成〉〉
私が科学に頼ることに反対しているもうひとつの理由は、科学に頼ることにやって人間が持っている¥本来の能力を衰退させてしまうからである。例えばその例としては「エスカレーター」隣にがらがらの階段があるのにもかかわらずなぜか込み合うエスカレーターのほうを選ぶ。もうひとつの理由は、まったく関係ない自然への影響だ。このことに関しては自動車がよい例として挙げられる。自動車はもともと遠くに行くのに便利な道具として作られた。しかし自動車は地球温暖化の原因にもなる二酸化炭素をとても多くはオ出する。これに関しては関連したデータがある。それは、各国の二酸化炭素排出量の割合だ。一位はアメリカ、22.3%。二位は中国、13.4%。三位はロシア、7.1%。そして四位は日本、4.9%これらのことからも科学ばかりに頼るのはあまりよいことではないと言うことがわかる。〈〈題材〉〉〈〈構成〉〉
確かに科学に頼るのは悪いことではない科学は先人たちが必死に積み上げてきたものなので使わないと損だが、濫用となれば話は違うはずだ。しかし、「寒さに震えたものほど、太陽の暖かさを感じられる」と言う名言があるようにある程度は自分の力でがんばったほうがいいと思う。このことからも私は科学ばかりに頼るのはいけないことだと思う。
講評 jun
<第一段落>
要約は簡潔にまとめることができました。要約から意見へもうまくつなぐことができました。
<第二段落>
「何かがおかしくなっている」という表現は曖昧なので、もう少し具体的に書いてほしいところですが、実例はわかりやすいです。
<第三段落>
「科学に頼ることによって人間が持っている本来の能力を衰退させてしまうから」という理由と「自然への影響」という二つの理由が挙げられていて、それぞれ実例もよく書けているので、これら二つの理由を「第一の理由」、「第二の理由」に分けるとよかったと思います。データ実例も挙げられましたね。
<第四段落>
反対意見への理解を示した部分はとてもよく書けています。名言もぴったりですね。
☆細かい入力ミスなどを直せば、いい作品に仕上がると思います。字数もよくがんばりました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |