創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学   いほと

 漫画「ドラえもん」の人気の秘密は四次元ポケットにある。しかし、他にも見逃してはならない重要な視点がある。それは、現代っ子の代表「のびた」が問題を自分で解決せず、「ドラえもん」のポケットに助けを求め、その結果、道具が勝手に暴れだし新たな問題を作り出す、というところにある。つまり作者の藤子氏は、現代の日常生活は科学文明を過信するあまり、科学に対する基本的な姿勢を忘れている、という事を伝えたかったのだ。僕は科学の便利さは過信しすぎない方が良いと思う。
 第一の理由は、科学を過信しすぎているといざというとき、生きていけないからだ。例えば、暑い夏にクーラーをつけていて、急に電気が使えなくなったとする。そうすると、クーラーの涼しさになれてしまい、暑すぎて、ぐったりしてしまうかもしれない。また、食器洗い機を使っていて、止まってしまうと、これもとても困ってしまう。つまり、科学に頼りすぎていると、体が弱くなったり、知識が少なくなったりするのである。だから、なるべく、自分の手でする方が僕は良いと思う。
 第二の理由は、科学を過信しすぎていると、必ずなにかし返ってくるからである。例えば、今地球ではどんどん地球温暖化が進んでいる。なぜならば、人間がどんどん科学を使っているからである。自動車やクーラー、火力発電など、二酸化炭素が出るものを多く使っているのである。データでは、アメリカが22.4%、中国が13.4%、ロシアが7.1%、そして日本が4.9%と多くの二酸化炭素を出している。今、躍起になって温暖化防止対策を行っているが、今からでは遅い。初めから心がけておけば、事態は深刻にならなかったはずだ。
 確かに、科学が発達すれば、生活は便利になる。しかし、「理想に到達する為の手段はまた理想への到達を阻む障害物でもある。」という名言がある。科学は、使い方によってその力を発揮するのである。


   講評   mako


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