創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本の手仕事のよさ   MAMI

 あなたは、日本をどういう国だと思っているだろうか。
私は、手仕事に恵まれている国だと思う。例えば、西洋は機械化
し、手仕事がおとろえている。だから、日本は、石川県の
「九谷焼」とか、鹿児島県の「大島つむぎ」、岩手県の「南部鉄
器」などといった各地方の伝統工芸品を大切にしたらいいと
思う。ところが、最近の日本は高れい化が進んでいる。そのうえ
若い人で手仕事に取り組もうという人は少ない。このままでは、
日本も西洋のようになってしまうのではないだろうか。
 もし、手作りのティシュケースと機会で作ったティシュケース
があったらどちらを使いたいだろうか。
「機械の方がきれいに仕上がっている。」
とか、
「機械の方がデザインがいい。」
という考えの人もいると思うが、私なら手作りのほうがいい。
なぜなら、まごころがこもっているからだ。料理だって同じ。
作っている人のまごころがあるからおいしいと思う。
手作りは、その作ってくれた人のまごころがこもっているから
何度も使えたり、おいしく食べたりできるのだと思う。
手作りのよさはこれだけではない。手作りは絵がらなどの位置が
少しずつちがう。スパンコールがずれたり、リボンの一部が
ずれたり、そんな個性があるから手作りというふんいきが伝わっ
てくる。機械だと何もかも同じ位置。比べたってつまらない。
私は、
「なーんだ。ただの機械で作ったものじゃない。」
と思う。
 私はこの話を読んで作者がすごく日本という国に気づいている
と思った。この話を読む前までは、手仕事は時代に取り残された
ものというイメージだったが、「手で作ったよい品」ということ
がわかった。もし、作者がきづかなかったら、私は、ずっと最初のような考えだろう。このような一部がおとろえそうな日本に
気づく人がたくさんいますように。

   講評   mako


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