国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   みなさんは江戸時代の   まりりん

 石高はその国のゆたかさ、大きさを表した言い方です。昭和になって戦争中、日本には食料がなくなり、お米は配給制になりました。水田にたたえられたその水は、地下にしみこみ地下水になり、やがて下流に流れ出て川に水を提供してくれます。(三文ぬきがき)私が一番心に残ったことは、昔からお米が基本とされていたところです。 
 私のお家では、ご飯を食べる時いつも、母が
「1粒ものこしちゃダメ。」
と言います。だから私はいつも一粒ものこさないで食べています。でもどうしてだろうと疑問に思ったのできいてみると、母はこうおしゃいました。
「昔からお米1粒1粒に神様が住んでいるって言われているから1粒ものこしちゃいけないんだよ。」
と教えてくれました。  
 私のおばあちゃんのお家でもお米を大切にしています。1粒ものこさないのは当たり前でもう一つ工夫していることは、すいはんきの中のご飯も1粒ものこさないところです。いつもおばあちゃんはていねいにとっています。ここでもおばあちゃんに聞いてみると、
「お米は昔から大切にされているから1粒のこしたらもったいないからだよ。」
と教えてくれました。わたしはおばあちゃんと母を見て、まるでお米は宝物みたいだなとおもいました。(まるで)
 私は、今回お米のことについて聞いてみてやっぱり昔からすごく大切にされているんだと言うことがわかりました。私にとって今までお米とはあって当たり前のふつうの食べ物だったけど、昔から大切にされている食べ物だということがわかったからこれからは今までよりもっとお米を大切にむだなくしていこうと思いました。(心の中で思ったこと)

   講評   kira

 まりりんちゃん、こんにちは。お米の大切さが、あらためてわかったね。
● 三文ぬきがき/感
 お米が豊かさを表していることにはおどろいたね。お給料の呼び方は、時代劇などでよく聞きます。そして、お米は食べることだけではなく、田んぼも大切な役割を果たしていたんだね。
● 前の話聞いた話
 お母さんは、いつもお米を大切にする事を、まりりんちゃんに伝えてくれているのね。お米の神様は、先生も信じています。そして、お母さんを育てたおばあちゃんも、ふだんからお米を大事にされているのね。こうやって、親子代々、大切な事を伝えていくのだと思います。
● たとえ● ですます
 「まるでお米は宝物みたいだな」とたとえました。昔の人にとっては、とくにそうだったでしょうね。今のように毎年豊作でもなかったでしょうし、本当に苦労して育てた大事な一つぶだったでしょう。
● 心の中で思ったこと(口に出さないが心の中で思ったこと)
 「私にとって今までお米とはあって当たり前のふつうの食べ物だったけど、昔から大切にされている食べ物だということがわかったからこれからは今までよりもっとお米を大切にむだなくしていこう」と気付きました。まりりんちゃんが、今度はそれを伝えていくやくわりになっていきますね。お米を大事に思う気持ちは、感謝のやさしい気持ちですね。


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