国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学文明に対して   光龍

車を使いすぎると、二酸化炭素(CO2)がたくさん排出され、地球温暖化や、光化学スモッグなどの公害をもたらす。だから僕は、科学文明を過信しないことが大切だと思う。
 第一の理由は、科学に頼ってばかりいると進歩した科学をどうしても悪用してしまうからだ。例えば、北朝鮮は今、核兵器の実験について問題になっている。これは、進歩した科学を悪用したいい例だ。他にも、アメリカの同時多発テロ、ロンドン同時多発テロなど機械を悪用して、他の人々をたくさん傷つけている。それに、広島と長崎に落とされた原子爆弾など、科学に頼ってばかりいると、多くの関係ない人達を巻き込み、時には人の命までも奪ってしまう悲しい事件がある。このような悲しい事件があるから、科学文明を過信しない方がよいのだ。
 第二の理由は、科学の力で人の生活を便利にしたり、物事を早く進めたりすることはよいことだが、それには、必ずメリットとデメリットがある。例えばさっき言ったが車。あれは、今はただ便利な乗り物だが、排気ガスを出しているので、将来地球や人類を脅かす存在になりかねない。世界の二酸化炭素排出率の割合(環境庁 1994年)では、日本は四位で4,9%。一位はアメリカで22,4%、二位は中国で13,4%、三位はロシアで7,1%。かなり小さい国の日本が、世界で面積の大きい国のアメリカ、中国、ロシアの下だなんて、もし日本がロシアと同じ面積だったらどうだろう。かなりの二酸化炭素排出量になるに違いない。このような事があるから、科学文明を過信しない方がよいのだ。
 確かに、科学文明がなかったら我々人類は、生きるのが困難に違いない。しかし、「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない」という名言があるように、科学文明があるからといって使いすぎたりしてはいけない。我々人類は、未来の事を考えて、生きていかなければならないのである。

   講評   tama

 便利で快適な世の中になるのはいいことですが、リスクも視野に入れておかなければ、取り返しのつかないことになりかねません。いつも「ドラえもん」を呼んでばかりいないで、自分たちの力で解決できる力を備えておきたいものです。よく考えてかけましたね。
 800字ちょうどにまとめるとは、すごいテクニック(?)ですね!(^O^)



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