創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   子どものころわたしは   トム・ソーヤ

 ことばの生活には、ときどき、言いにくいことばがあらわれて、わたしたちのことばをにごらせたり、くもらせたり、ゆがませたりする。一般に、「ください。」とか「おねがいいたします。」とかいう衣類のことばや、「すみません」とか「ゆるしてください。」というようなわびのことばは、言いにくいものである。ことに、まだことばの生活にじゅうぶんなれていない少年や青年のころには言いにくい。                 この前兄が学校の帰りに母に内緒でゲームを買った。その時兄はけいたい電話を持っていたのにもかかわらず、いいかどうかをを聞かずに買ってしまったのだ。それだけでも勇気が必要なのに家に帰ったらまっさきに、母にこのことを連絡したそうだ。その勇気には僕は、驚いてしまった。「ごめんなさい。」とそのときに言った言葉は、なんというか重さが、ちがかった。ふつうの「ごめんなさい。」は悪いことを一つしたことになるが兄が使った「ごめんなさい。」は悪いことが二つ重なっているから重く感じた。この文には「おねがいします。」も言いにくいと書かれているが、軽く言うほうが生きている中で多いと思う。例えば会社などでファックスを送る時など、まるで挨拶のようにふつうに言う。この前教室で、大切な日本地図を誰かが破いてしまった。先生は最初に毎日三回は怒られているいたずら好きな子をじっと見た。でもその子は「絶対にやっていない。」と言う。そこで先生は                            「自分に責任を持てない人はいいです。私は、知りません。や ってしまった人が出てくるまで私は待ちます。」これを聞いて反省したのか三人の子が小さな声で、「ごめんなさい。」と言った。                            前の学年の時には担任は年配の女性の先生ですごく厳しかったのでうっかりすることはそんなになかったが、今の学年で、僕は、何回か忘れ物をしたことがある。でも僕の担任の先生はとてもやさしく、きちんと謝ることができたらゆるしてくれる。最初、先生に謝るときは、ものすごく怖かったが、それ以来、安心して先生に謝ることができるようになった。忘れてしまったことを反省しなければならないことはだれでもわかっている。だが、いたずら好きな子は反省しない。だから先生は毎日「困ったなあ。」と言ってなんとなく許している。         日頃から言いにくい言葉は言いにくいだけで、実際は、いつも何回も使っている。言い切れないと伝わらない。だから謝る事などは大切で、謝る前などは、ぐずぐずしてしまう。しかし謝るとすっきりする。雨降って地固まると一緒だ。僕はクラスの担任の先生がとても優しく、学校では言いにくい言葉は少ないけれど、言いにくい言葉というのは、大切ということがわかった。

   講評   yuta

 プロ野球が日本ハムの劇的な優勝で幕を閉じました。日本シリーズの興奮がさめた頃、決まって少し乾いた風が吹いて、いつの間にか深まっていた秋に気付かされます。ちょっぴり、ものざみしい季節です。
       
☆文章を整理して、よりよい作品に仕上げましたね。

 ワードを使っているようでしたら、スペースを表示させ、自動字下げをオフにする設定をお勧めします。以下「学習の手引き」より抜粋。
●3.ワープロソフトの設定(ワード)
 スペースを表示するためには、「ツール」→「オプション」→「表示」から「編集記号の表示」の「すべて」にチェックを入れて「OK」を押します。これで、全角スペースが「□」のような記号で、半角スペースが「・」のような記号で表示されます。(これはもちろん印刷には出ません)
 自動的にスペースを空けないようにするためには、「ツール」→「オートコレクト」→「入力オートフォーマット」で、「字下げ」や「箇条書き」についているチェックをはずしておきます。これで、スペースは手動で入れられるようになります。スペースが自動で入るままにしていると、ワードで作った文書をメールで送ったり掲示板にはりつけたりするときに、ワードの画面の上では表示されている1字分の字下げが、メールや掲示板では表示されません。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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