創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「勝ち負けの意義」   ジョニー

 僕は、体育大会でハードル走をすることになった。本番では一生懸命走ったが、2位だった。しかし、ハードル走を楽しむことができたので良かったと思った。

 確かに、勝ち負けは大事だ。その理由は、勝ち負けがあるとみんな真剣に取り組むからだ。水泳部の練習で泳いでいた時は、皆、適当に泳いでいたが、競争する時は、皆、とても真剣に泳いでいた。それに、勝ち負けがあると、みんな一生懸命練習するので、実力もつくから、良いと思う。もし大会などで勝ち負けがなかったら、練習する気がしないと思う。だから、勝ち負けがあることは大切だ。

 しかし、勝ち負けにこだわるのもいいが、楽しむことも大切だと思う。水泳も、リレーは勝った方が面白いが、負けたとしても、リレーをすることを楽しめばいいと思う。それに、楽しければ練習もいっぱいしたくなるので、スポーツは楽しむ事も大切だと思う。

 スポーツは、勝ち負けや楽しむことも大切だ。しかし、「経験は、最良の教師である。」という名言があるように、そのスポーツのルールをしっかり守って、正々堂々と競い合って、お互いに(人間的にも技術的にも)成長できることが一番大切なことではないかと思う。

   講評   inoko

 ジョニー君、こんにちは。
勝ち負けにこだわる。これは、とても必要なことですね。私は、どちらかというと勝負事が苦手ですが、もう少し勝ち負けにこだわる気持ちがあったら、もう少し人生が変わっていたかもしれないと思うことがあります。しかし、勝ち負けにこだわりすぎるのも良くないという意見もあります。勝ちを意識しすぎて平常心を失い、かえって結果が悪くなってしまうこともあるからです。あらゆるスポーツの国際試合などでも、あと一歩で勝利というところで、目の前にちらつく勝ちを意識するあまり体が動かなくなって形勢逆転! という場面を何度目にしたことでしょう。スポーツでなくても同じことが言えますね。入学試験などでも同じことが言えるでしょう。勝ちを目指すのはもちろんですが、その場の雰囲気を楽しむほどの心の余裕を持ちながら勝負に臨む姿勢。これが、結構重要なことなのかもしれません。
☆ 何をするにしても、楽しむことが大事。その姿勢がいろいろに作用していい結果を生む。確かにそうですね。私たち日本人は、精神論を好む傾向にあり、この「楽しむ」ことを不謹慎だと考えがちでした。しかし、そのような日本人の考え方も少しずつ変わってきているようですね。
練習をキーワードとして、二つの意見を述べることができました。勝ち負けのテーマでは、昔話実例は、やはり「うさぎとかめ」でしょうか。昔話ではありませんが、ハリーポッターのクイディッチの試合のことなどを引用してもおもしろいかもしれません。組によって勝負に対するスタンスが微妙に違うところがおもしろいので。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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