低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ひとそれぞれ ナスビ〜
パクパクパクパクッ……
「わぁ、気絶しそうだ!」(書き出しの工夫)
私の好きな食べ物は、野菜類、魚貝類、肉類などの基本的な食べ物は、すべて好きである。けれど、この中で一番大好きな食べ物は、魚貝類だ。理由は、一言で言うと「超おいしいから」。あと、口の中でとろける、あのかんしょく。一番口の中でとろけるのは、やはり、大トロだ。あんなに値段が高い理由が良くわかる。大トロを食べながら、目を閉じると、天国にいるよう気分になる。あんなのがいつも食べれたら良いな、と思うときがある。
私が肉と魚で、魚を選んだわけがある。たしかに肉もおいしいけど、歯と歯の間に肉がはさまってしまうのが、私にはいやなのだ。野菜と魚での理由は、魚は口の中でとけるからである。
私は、魚で一番好きな調理はおすしである。自慢ではないけれど、回転すしでの食べた皿の記録は17まい。あのときは、おなかがはれつしそうな位苦しかったきおくがある。それの比べ、友達は30まいなんて信じられない。けれど、お父さんに、
「最近、お父さんの食べる量をこしてるぞ。」
としょっちゅうはしゃいでいる。
家で手巻ずしをした時——あれはずっと昔の前の話——手にご飯をのっけて、刺身をその上にのせて、にぎりをしてみたことがある。手は、ご飯つぶでいっぱいになり、べとべとしていた。まるで、手にのりでもはりつけているようだった。それでも、おいしく食べていた。あのときはとても楽しかったような気がする。
お母さんの大好きな食べ物は、私とほとんど似ている。外食に行くとき、おすしがいい、と言えば、お母さんも同じ意見だ。ちゃんぽんを食べたいと言えば、お母さんもやはり同じ意見だ。ただ一つだけ違っているものがある。それは赤飯だ。私は、豆があまり好きなほうではない。お弁当に豆を入れられたときは、つらかった。
分かったことは、「蓼食う虫も好きずき」とあるように、好きな食べ物とは、人それぞれであることが分かった。
パクパクモグモグ……
「おいしぃ」(書き出しの結び)
講評 jun
大トロのおいしさが伝わってきて、先生も食べたくなってしまいました。たとえがとても上手ですよ。
最後はことわざを引用しながらわかったことが書けました。
「書き出しの結び」もお見事です。
▲「分かったことは、「蓼食う虫も好きずき」とあるように、好きな食べ物とは、人それぞれであることが分かった。」の一文は、「分かった」がダブっているのですっきりした文に直しましょう。
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